特集

お客様訪問 - 日神不動産株式会社 様

首都圏に680棟、30,800戸の分譲マンションを供給。
本業に専心し、堅実経営を続ける総合不動産企業。

日神不動産株式会社 様

不動産会社と建設会社が、連携して高品質物件を供給

新築分譲マンションシリーズ「パレステージ」「デュオステージ」で知られる日神不動産株式会社。1975年の創業以来、一貫してマンションの開発と販売を手がけ、2019年1月現在、首都圏に680棟、30,800戸を供給しています。

同社の強みはグループ内に建設会社を持ち、品質の高い物件を安定的に社会へ送り出せること。建設会社の多田建設株式会社は、1916年創業の老舗企業。建設・土木工事を得意とし、マンション建設にも数多くの実績を持っています。この多田建設を日神不動産は2010年に連結子会社化。「グループ内に建設会社を持つマンション・デベロッパーは珍しい」と同社広報担当者は言います。「もちろん当社も設計部を持っており、多田建設と適宜分担しながら分譲マンションを企画・設計しています。施工・販売を同一グループ内でおこなうことで、当社には建築品質の高いマンションを安定的に供給できるメリットがあり、多田建設には親会社からの安定受注が見込めるメリットがあります。さらに商品に対する責任の一元化を図ることができ、お客様に安心感を持っていただけると自負しています」

お客様目線で住み心地のよい住宅を

お客様訪問 - 日神不動産株式会社 様

日神不動産の企業理念は、「住宅を通してお客様の幸福を願うと共に、優良な社会資産を次世代に残す」。その一環として、入居後1年を経過した時点で『お客様アンケート』を実施しています。『お客様アンケート』は、もともと同社設計部の「もっとお客様のニーズを知りたい」という希望から2000年頃にスタート。設備の使い勝手やエントランスホールの明るさなど、30項目に亘ってお客様の声を集め、以降の企画・設計に役立ててきました。

「お住まいになっているお客様の生の声は非常に貴重です。お客様が何を必要としているのか、何が不要なのか、真摯に耳を傾けています。以前、『お客様アンケート』で物音が響くというご意見をいただくことがありました。集合住宅であるマンションにおいて、隣家の音を全て遮断することは不可能であり、とても難しい問題です。しかし、当社ではお客様の声を真摯に捉え、設計部で騒音測定を実施。多田建設と共に検討を重ねた結果、『球体ボイドスラブ工法』を採用しました」

『球体ボイドスラブ工法』とは、床スラブ内に発泡スチロールの球体を使用することで振動の吸収性を高め、上下階の吸音性を向上させるものです。同時に室内に小梁が出ることを抑え、空間を広く確保できるようになり、非常にまとまったプランニングが可能となりました。

「他社にも同様の工法を採用しているところはありますが、当社はいち早く実現できたと思います。このようにアンケート調査に基づいてスピーディーに対応できるのも、当社設計部や建設会社があるからです。もちろん、騒音問題を完全に解決することは難しいでしょうが、お客様ニーズにできる限りお応えすることを心がけています」

また、近年の相次ぐ災害により、お客様から防災対策の問い合わせも増加しています。そのため日神不動産ではすべての物件に防災備蓄倉庫を完備し、簡易トイレやガスインバーター発電機、ランタンライトなどを保管。さらに海や河川に近い物件では、津波・洪水・水害対策として屋上へ避難できる設計に。居室内には停電の際に自動点灯する足元灯を設置し、避難経路の確保に配慮しています。建物の耐震性についても、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づいて第三者機関から「設計住宅性能評価書」を取得済みで、ご入居者の安全に配慮しています。

さらに入居後の管理はグループ会社の日神管財株式会社が担当。水廻りのトラブルや鍵の紛失、電球の交換など、日常生活によくある「困った事態」に専門スタッフが駆けつける「駆けつけサービス」も実施しています。

価格面で手が届く物件を安定的に供給

近年、首都圏のマンション価格は地価の上昇や建設費・人件費の高騰により高止まりしています。そのため、同社も50㎡以下のコンパクトタイプのマンションに注力しています「ファミリー層はもちろん、単身者、女性の方、ご高齢者、投資用など幅広い層からご好評をいただいています。この傾向は今後数年程度続くと当社は考えています」。

お客様訪問 - 日神不動産株式会社 様

バブル期に過熱した不動産投機の時代、リーマンショック後の世界的不況など、不動産業界はその時々の社会事象に大きく左右されてきました。その中にあって、日神不動産はマンション・デベロッパーという本業に集中し続け、現在では企画・設計・建設・販売・管理・賃貸・売買仲介から不動産証券化事業までグループ内で一貫して行う総合不動産業者となり、事業の拡大・発展を遂げてきました。2020年1月には持株会社体制への移行も計画しており、なによりも信用を重んじた堅実経営が今後も続いていきそうです。

NECネクサソリューションズ営業担当の一言

ニーズをいち早く実現する姿勢に感銘

お客様からの声に常にアンテナをたて、ニーズにいち早く応える日神不動産様の取り組みに大変感銘を受け、私もその姿勢を見習いたいと思っています。また、和やかで温かい対応も魅力に溢れた住まい作りに繋がっているのだと感じています。今後もITを通じて日神不動産様のご発展に貢献できるよう取り組んでいきます。

お客様訪問 一覧へ

会  社  名 日神不動産株式会社
        NISSHIN FUDOSAN Company,Limited
代表取締役社長 堤 幸芳
所  在  地 〒160-8411 東京都新宿区新宿五丁目8番1号
設     立 1975年(昭和50年)3月
資  本  金 101億円(2018年5月31日現在)
従  業  員 連結 765名(2018年5月31日現在)
事 業 内 容 自社ブランドマンション「パレステージ」「デュオステージ」の企画・開発・販売、
        ビル・マンション賃貸業務、不動産業務全般
  事 業 登 録 宅地建物取引業免許 国土交通大臣(9)第3453号
          建設業許可 東京都知事 許可(特-29)第128670号
          一級建築士事務所登録 東京都知事登録第53793号
          不動産特定共同事業許可 金融庁長官・国土交通大臣第39号
          第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第1421号
  U  R  L https://www.nisshinfudosan.com