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内部統制のためのERP活用 〔第3回〕

2007年4月2日

ERPは4つのポイントから内部統制強化を支援する

それでは、ERPのどういった機能が、どのように内部統制強化を支援するのか、具体的に見てみましょう。

第一の機能は、「自動処理機能」です。
システムによる自動処理は、人によるデータ処理を必要としないため、それだけミスの可能性を少なくします。また、システム間の連携においても自動処理を行うことで、データの改ざんや漏洩の可能性を排除します。

第二の機能は、「ワークフロー機能」です。
ワークフローは、内部統制における重要なポイントである権限の設定や職務の分離を適切に規定できます。申請から承認にいたる業務プロセスを管理することで、責任の所在を明確にし、統制の強化を図れるのです。

第三の機能は、「トレーサビリティ」です。
データの信頼性や整合性を担保するためには、誰がいつ操作したか、元データはどんなデータだったのかを明確にする必要があります。そのための機能が、トレーサビリティです。業務とデータの二重のトレーサビリティにより、データの整合性を確保します。

第四の機能は、「アクセスコントロール」です。
アクセスコントロールとは、システムへの不正行為を防ぐための機能です。ログイン時における詳細なアカウント設定や、アクセス可能な機能やデータの制限などにより、セキュリティを強化して、不正行為ができない環境を構築します。