GRANDIT
内部統制のためのERP活用 〔第6回〕
2007年4月2日
トレーサビリティにより、データの整合性・安全性を確認
例えば内部統制に欠かせない財務諸表を作成する場合、その準拠性と信頼性を保証するためには、内容はもちろん、適切に作成されていることを検証できる仕組みが必要です。
また、どれだけ誤りや不正ができないような仕組みを採り入れたとしても、残念ながら万一の事態は発生するものです。大切なのは、そうした事態が発生した時に、その原因を追及できる備えをあらかじめ用意しておくことです。
こうした各種報告書作成の経緯を明確にするための監査や、原因追及のための追跡を実現するのが、GRANDITにおけるトレーサビリティという機能です。
トレーサビリティの役割り
トレーサビリティには、誰がどんな操作をしたかなどの記録を調べる業務レベルの追跡と、必要なデータを次々とたどっていくデータ追跡の二種類があります。
業務レベルのトレーサビリティでは、操作ログをはじめとする各種ログデータを自動的に取得することで、誰がいつどのアカウントでどの端末からどの画面でどんな操作をしたかという情報を得ることができます。GRANDITは、こうしたログ情報を一覧で確認できるプログラム利用ログ照会画面が用意されており、より簡単に業務の記録を確認できます。
データのトレーサビリティでは、ドリルダウン機能により、例えば会計情報から販売情報へと次々とデータをたどることができるなど、必要なデータをすぐに取り出すことが可能です。 こうした監査証跡を可能とするトレーサビリティにより、データの整合性を確保し、また不正や誤りを検知して見直すことで、内部統制を強化できるのです。
