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プレスリリース 2008年

日本オラクル社の「Oracle VM」を中堅・中小企業向けASP/SaaS基盤として採用

2008年5月28日

概要

NECネクサソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:渕上岩雄)は、日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅正明)が2008年3月13日提供を開始したサーバ仮想化製品「Oracle VM(オラクルブイエム)」について、基礎的検証を終え、中堅・中小企業向けのASP/SaaSのサービス基盤の一つとして採用することとしました。

NECネクサソリューションズは、中堅・中小企業向けにASP/SaaSを提供するにあたり、仮想化技術を重要な要素と考え、これまでも評価作業を進めてきました。

「Oracle VM」はサーバを仮想化するソフトウェアとサポートサービスで、オープンソースのXenハイパーバイザーをベースとしています。オラクル製品に関しての動作保証およびチューニングを行っており、旧世代のOSおよび複数OSでオラクル製品を使うユーザの、サーバ集約を行うことが可能になります。
NECネクサソリューションズでは、「Oracle VM」をサービス基盤に採用することで、安価で信頼性の高いサービスを提供することが可能になると考えています。

今後、「Oracle VM」とともに、「Oracle Database 11g」やオラクルSaaSプラットフォームなどのソリューションをはじめ、当社やパートナーベンダーが保有するアプリケーションの動作検証、データセンタでの利用を前提とした監視ツールなどとの整合性評価を進め、当社が提供する中堅・中小企業向けソリューションのASP/SaaS化をさらに促進していくとともに、アプリケーションの動作評価のための評価環境提供サービスや、お客様のアプリケーションの継続稼動を支援するバックアップ環境提供サービスなども予定しています。

NECネクサソリューションズは、日本オラクル社との協業体制を強化し、サーバ仮想化技術を適用した各種ソリューションの提供を目指してまいります。

NECネクサソリューションズでは、中堅・中小向けのASP/SaaS事業の2008年度売上として、43億円を見込んでいます。

日本オラクル社からのエンドースコメント

日本オラクルは、NECネクサソリューションズ株式会社の中堅・中小企業向けASP/SaaS基盤へのOracle VMの採用を歓迎いたします。
オラクルのサーバ仮想化製品「Oracle VM」は、Oracle DatabaseやOracle FusionMiddlewareなどのオラクル製品と組み合わせたベンチマークを実施し、サーバ仮想化のオーバーヘッドを最適化する技術改良を実施した結果、他社の仮想化製品と比べ、高効率で、拡張性に富んだサーバ仮想化環境を低コストで構築可能となりました。
まさに、中堅・中小企業向けのASP/SaaS基盤には最適な製品となっております。
今後、弊社はNECネクサソリューションズ株式会社とのパートナーシップをこれまで以上に強化して、本ソリューションモデルの推進に貢献してまいります。

日本オラクル株式会社 常務執行役員 アライアンス統括本部長 三露正樹

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NECネクサソリューションズ マーケティング本部 ソリューション推進部 青木
Tel: 03-5730-5026

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