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ASPSaaSを上手に活用するために[前編]

2008年7月29日
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ASPSaaSの普及を政府がバックアップ

2008年5月19日、20日の両日にわたって「ASPSaaSイノベーションシンポジウム(ASIS)2008」が開催されました。
シンポジウムで増田総務大臣自らが力説されたように、ASPSaaSは日本の中小企業のITによる生産性向上の具体策として注目を集めています。

ASPSaaSの普及促進は、「経済財政改革の基本方針2007」(平成19年6月19日閣議決定)に掲げた政策課題の一つです。
ASPSaaSの利用ニーズは高まっています。しかし、評価・選択するための情報がない状況にあります。

そこで総務省や経済産業省は、利用者自身がASPSaaSを評価・選定するための支援に乗り出しました。
ASPSaaSの普及に向けて、政府の活動が活発化しています。

ASPSaaSに関する主な政府発表

ASPSaaSとはどのようなサービスなのか」「どのような事業者が提供しているのか」「評価・選択はどうすれば良いのか」といった利用希望者の疑問に応えて、政府発表が頻繁に実施されています。

ASPSaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針
(平成19年11月27日・総務省発表)

ASPSaaS普及促進協議会」が検討を進めて策定した、ASPSaaS利用者の視点に立った制度です。

発表の目的

発表の内容

想定する利用者層

ASPSaaSに関する高度な専門知識を持たないユーザ
[例]地方公共団体や中小企業等の、一般利用者

利用者のメリット

関連サイト
総務省 /

SaaS向けSLAガイドライン(平成20年1月21日・経済産業省発表)

新しいサービス提供形態であるSaaSについて、サービス利用者が認識すべきサービスレベル項目、内容等を検討するためのガイドラインです。
SaaS利用における確認事項や留意点を具体的に解説しています。

発表の目的

SaaSの効果的な利用を支援する

発表の内容

想定する利用者層

利用者のメリット

関連サイト
経済産業省 /

ASPSaaSにおける情報セキュリティ対策ガイドライン
(平成20年1月30日・総務省セキュリティ対策室発表)

利用者がASPSaaSを選択する場合に、提供事業者が実施している情報セキュリティ対策の妥当性を判断する際の一定の指針です。
ASPSaaS提供事業者に対して、情報セキュリティ対策の要求が可能になります。

発表の目的

ASPSaaSを選定する際に、ASPSaaS提供事業者が実施している情報セキュリティの状況を確認するための指標として利用者が活用する。

発表の内容

ASPSaaS提供事業者が、ASPSaaSを提供する際に実施すべき情報セキュリティ対策を対象としています。
ただし、サービス利用者がASPSaaS提供事業者との契約範囲外で独自に利用する情報セキュリティ対策は対象外とします。
[対象外の例]
ハードウェア、ソフトウェア、他のASPSaaS、通信回線、インターネットサービス

想定する利用者層

ASPSaaS提供事業者。特に情報セキュリティ対策に人的・金銭的な資源を割くことが出来ない中小のASPSaaS提供事業者。

利用者のメリット

関連サイト
総務省セキュリティ対策室 /

「情報システムの信頼性向上のための取引慣行・契約に関する研究会」報告書“情報システム・モデル取引・契約書<追補版>”の公表について
(平成20年4月15日・経済産業省発表)

発表の目的

ASPSaaSを提供するアプリケーション事業者、場合によってはプラットフォーム事業者との間で、個別にサービス契約が締結できるようにする。

発表の内容

想定する利用者層

サービス提供事業者と対等の交渉力を有しない企業・団体。従業員数や資本金の大小は問わない。
[例]ITや情報システム取引、法務の専門家、専従者を設置することが困難な団体、法人、企業等。

利用者のメリット

関連サイト
経済産業省 /

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