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バックアップソリューション

概要

データバックアップは情報システム運用の基本です。
これまで、多くの情報システムでは、システム個別にバックアップを行うことが行われてきました。

システム個別のバックアップの問題点

  • 運用の負荷の増大
  • データ増加によるバックアップ時間の増加
  • バックアップタイミングのずれに伴うシステム間のデータ不整合 等

これまでのバックアップは、主にハードウェアの故障等、ローカルの障害対策として考えられてきましたが、いわゆる大規模災害への備えとして、バックアップの遠隔地保管も課題となってきています。

[図]システム担当者の悩み

課題と対策例

バックアップの課題

バックアップ運用を考える上で、主な問題となるのが、以下の5点です。

1. システム要員の負荷増大 システムが増えるにつれ、システム単位での運用の手間が増加する。
2. バックアップにかかる時間の長時間化 データ量増加に伴うバックアップ時間が長時間化している。場合によっては、夜間で処理が終わらずに、業務への影響が出ている。
3. バックアップ媒体の肥大化 単純に考えると、5世代のバックアップをとるためには、作業領域を考えると、元データの6倍以上のデータ容量が必要になる。
4. 遠隔地保管への対応 テープのローテーション、紛失次への対策、運用/搬送コスト等色々な問題が発生する。オンラインバックアップは、データ量・回線速度の面から実施できない。
5. バックアップタイミングの同期 システム個別で、バックアップが設計されており、システムによってバックアップを取る周期、時間が異なる。
バックアップのタイミングが異なると、システム間のデータに矛盾が生じ、その整合をとるのに多大な労力がかかる。

バックアップの対策

バックアップの課題に対する解決策として、以下の方法が考えられます。

1. 統合管理環境

いわゆる、バックアップソリューションの活用です。

2. 差分/増分バックアップ

バックアップの手法として、毎回フルバックアップをとるのではなく、「前回のバックアップ」からの差分をとる(増分バックアップ)を行います。バックアップソリューションでは、取得した増分バックアップからフルバックアップイメージを合成する機能をもった製品もあります。

3. テープバックアップとディスクバックアップ

これまで、バックアップ媒体としては、容量単価、可搬性からDATやLTOといったテープ媒体を使うことが一般的でした。しかし、ストレージの信頼性向上や、バックアップにかかる時間、増分バックアップの適用等を考え、ディスクバックアップを採用することも増えてきています。

4. 重複排除

ファイル/ディスクブロック単位で重複するデータを持たない機能です。バックアップ媒体に求められる容量の削減に効果的です。

5. レプリケーション

データレプリケーションとシステムレプリケーションを組み合わせることにより、バックアップの遠隔地保管や、バックアップに時間のかかるサーバの対策が行えます。

対策例

ローカルバックアップ+遠隔地(テープ)

バックアップ構成例(テープ)

ローカルバックアップ+遠隔地(ディスク+レプリケーション1)

バックアップ構成例(ディスク+レプリケーション1)

ローカルバックアップ+遠隔地(ディスク+レプリケーション2)

バックアップが終わらないサーバはレプリケーションをとり、レプリカからバックアップを実施

バックアップ構成例(ディスク+レプリケーション2)

関連情報

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  • 製造業編
    -BCPを見据えて遠隔地に簡単データ転送-
  • 建設業編
    -専任IT担当者がいない場合でも安心-
  • 官公庁編
    -仮想環境のバックアップや復旧もお任せ-
  • 損害保険企業編
    -大容量データ高速バックアップやNAS対応も-

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