パネルコンピュータ
活用事例 - 医療現場
医療・ヘルスケア分野においては、人手不足を補完する手段の一つとして、パネルコンピュータは多方面で利用されています。
医療・ヘルスケア分野ではユニバーサルデザイン(UD)の重要性が注目されています。年齢・経験を問わず利用できる入力装置として、パネルコンピュータは最適です。
骨髄バンク登録受付用機器として利用 -日本赤十字社様
導入の経緯
骨髄バンクの登録者は年々増えているものの、実際に骨髄を提供する段階になると不安や迷い等を理由に断る登録者が全体の6割にも達します。この割合を減らし、骨髄バンクに登録する前に正しい知識を身につけていただくことが必要でした。
献血ルーム等での骨髄バンクへの登録者は全体の47%に達します。そこで献血ルームでの登録の促進・増加のため、年齢・性別を問わず誰でも気軽に利用できる設備が必要でした。
2007年5月東京地区から導入を開始した「骨髄バンク登録受付用支援機器」は、2008年3月に全国の献血ルーム約140箇所に設置されました。
卓上型キオスク端末を採用した理由
- A4プリンタが利用可能な卓上型キオスク端末であること
- A4用紙の印刷ができ、かつスペースをとらない卓上に設置可能なサイズのキオスク端末は献血ルームへの設置に最適な端末でした。
- 組込み製品と思わせないデザイン
- パネルコンピュータおよびA4プリンタを組み込んだ状態でも違和感なくシンプルな一つの製品のように見えることは不特定多数のお客様が操作する端末として重要な要件でした。
- コストパフォーマンスが高い
- 一般的なA4プリンタ内蔵のキオスク端末と比べコストパフォーマンスが非常に高く、全国的な導入コストを実現することができました。
パネルコンピュータを採用した理由
- 15インチサイズで見やすい
- 骨髄バンクを紹介する動画やQ&A等のメニューを、わかりやすく表示するのに十分な大きさです。
- 液晶にタッチするだけで操作可能
- パネルコンピュータにタッチパネルが搭載されているので、利用者は画面を軽くタッチするだけで端末を利用できます。
- デザインがシンプル
- 一体型でコンパクトかつシンプルなデザインなので、献血ルームにそのまま設置しても違和感がありません。
- キーボードやケーブルが無い
- 普通のPCと違ってキーボードやマウス、さらにケーブル類などがないため、不特定多数が利用する献血ルームでのいたずらを防止できます。
- 運用・管理がし易い
- 機器の接続や設定等が不要なので、通常のPCと比較して運用面の負担を軽減できます。
導入の効果
全国の献血ルームで一律に骨髄バンクの正確な情報を提供するとともに、骨髄バンクに関する掲載情報や登録申込書の印刷がその場で可能となりました。
また、これにより献血ルームに勤務する方の業務負荷が軽減されることが期待されています。

病院内の案内表示端末として利用 -B病院様
導入の経緯
個人情報保護法施行に伴い、プライバシー保護を目的とした医療情報システムを導入、患者さん向けの案内表示装置が必要になりました。
設置場所は診察室の入り口、受付、ラウンジ、レストラン、ロビー等、様々でした。
パネルコンピュータを採用した理由
- 設置場所を選ばない
- 情報を表示したい場所は様々で、スペースが十分に確保できない場所もありました。
パネルコンピュータは本体とディスプレイが一体型で、軽量・省スペースなので、自立スタンド・壁掛け等で自由に設置が可能でした。
- コストパフォーマンスが高い
- パネルコンピュータを使わずにPCを利用する場合、ディスプレイから離れた場所にパソコン本体を設置する必要があります。接続にはRGBケーブルが必要ですが、15m以上の製品は高額です。
パネルコンピュータであればこのような出費を抑えることも可能です。
- 視野角が広い
- 情報はどこからでも見えることが必要でした。パネルコンピュータのタッチパネル無しタイプは、タッチパネルモデルに比べて視野角が広く、色彩も美しく見やすいことが決め手になりました。
- とても静か
- パソコンから出る音は大きくては病院には不向きです。パネルコンピュータにはファンが無いので通常のパソコンより静寂性が高く、特に静かさが求められる新生児・乳幼児対象室にも設置することが可能でした。
導入の効果

- プライバシーを保護
- パネルコンピュータに番号を表示することで患者さんの呼び出し・案内ができるので、プライバシーの保護に役立っています。
- 待ち時間のお知らせが可能
- 診察の順に番号を表示しますので、患者さん自身が診察待ちの時間の目安を知ることができ、不安・不満の解消に繋がりました。
- 診察を待つ場所を選ばない
- ラウンジやレストラン等に設置したパネルコンピュータに案内を表示することで、待合室に比べて患者さんにリラックスして診察を待って頂けるようになりました。
- デジタル表示で見やすく
- デジタルサインによる番号表示を行うことで視認性が向上しました。
- ロビーが美しくなった
- 壁への張り紙が不要なので、ロビーや待合室の外観を美しく維持することができます。
- 表示できるコンテンツが多彩
- 急なお知らせが発生した場合には画面にテロップを表示することができるので、素早い対応が可能になりました。
健康チェック用端末として利用 -株式会社ウエルアップ様「ウエルナビ」
導入の経緯
不特定多数の人が操作して情報を閲覧するための端末選定にあたり、通常のPCは保守が煩雑で故障も多く、運用コストの増加が懸念されました。
一方、端末の利用者を増やしたいとの希望もありました。そのためには誰もが簡単な操作で利用できる端末にすることが必要でした。
パネルコンピュータを採用した理由
- 故障が少なく、保守が容易
- 接続する機器が増えるほど故障する確率が高くなります。パネルコンピュータの配線は内部に納めらているので、外部機器との接続は必要最小限で済みます。
- 突然の電源断に対応している
- 突然の電源断はシステムファイルの破損を招く危険性があります。
OSにXP Embeddedが採用されていることで、突然の電源断でもシステムファイルの破損を防ぐことができると考えました。
- 設置場所を選ばない
- 厚さ50mmと薄いので、一般的なPCや他社のパネルコンピュータと比べ、設置場所を柔軟に選ぶことが可能でした。
- デザインがシンプル
- キオスク端末のイメージを損なうことなく、組み込みが可能でした。
導入の効果
- 運用コストの削減に成功
- 故障が少ないので保守費用が削減でき、運用コストの削減に繋がりました。
その他の活用事例
- 病院内患者向け情報提供端末
- 病院内の患者向けに情報を提供する端末として活用されています。
- 血管年齢測定端末
- 血管年齢を測定するソフトウェアをパネルコンピュータにインストールし、血管年齢測定器とセットで利用されています。
- メタボリック診断端末
- 生活習慣病リスクチェック、食習慣チェックなどをスクリーニングする予防診断ソフトウェアをパネルコンピュータにインストールし、利用されています。
- 認知症診断端末
- 認知症をスクリーニングするソフトウェアをパネルコンピュータにインストールし、利用されています。
- 受診受付端末・会計システム端末
- 医療機関の受診受付用端末として、会計システム用端末として活用されています。
関連サイト
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