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陸運/倉庫業向けシステム
陸運/倉庫業向けシステム
クラレイ株式会社 様 (
http://www.cralay.co.jp
)
冷凍倉庫・冷蔵倉庫管理システム「冷蔵倉庫Ver.II」
年間倉庫オペレーション時間、250時間短縮。
年間トータルコスト、1000万円削減に成功。
正確な多品種小ロットへの対応と迅速なピッキング作業を可視化することで、顧客からの問い合わせにも正確に回答。
時間と倉庫キャパシティを無駄にしない、管理・作業の効率化によるローコストオペレーションを実現。
外食産業や加工食品など市場外流通の増加に伴い、冷凍/冷蔵倉庫の作業オペレーションに求められる要件もまた変わってきている。
食品流通の基点となる冷凍/冷蔵倉庫業。クラレイは少量・多品種の商品、小口・多頻度出荷、定時配送といった物流形態の変化に対応しながら、作業コストを抑制し、競争力を高める努力を続けてきた。
作業の迅速化と正確さの両立、事務処理の効率化を推進し、抜本的な業務システムの見直しによって、さらなるサービス品質の向上を、ローコストオペレーションによって実現した。
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倉庫稼動の効率化と顧客のビジネスに対応する作業オペレーションの両立
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多品種小量入出庫への正確で迅速な対応力を強化
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入庫−仕分け−在庫−ピッキング−発送までの作業の標準化と可視化
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倉庫内現場における入出庫画面の随時切替えによる作業効率の向上
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既存パッケージシステムの高い信頼性に加え、クラレイならではの工夫機能を付加
入出庫作業と事務処理作業の効率化。
そして預り品の正確な管理。
業務効率化による業務時間の短縮は、年間約1,000万円のコスト削減につながった。
自動倉庫、無線端末とモニターの随時切り替えによる入出庫作業時間の迅速化。預り品の管理や自動倉庫での入出順序の可視化による正確な問い合わせ対応。
作業オペレーションと事務処理の効率化へ向けて、全ての業務が見直された。
取締役 物流部長
毎熊 和幸 氏
物流部 福岡LSC 主任
高生加 朋之 氏
顧客ニーズへの対応に、もはやコスト高となった旧システム。
スーパーバイザ方式からの脱却、倉庫は全体最適化へ。
商品の保管と入出庫はもちろん、通関手続き、加工など、煩雑化と多角化への対応が求められる冷蔵倉庫業。それは発足以来50年以上の実績を持つクラレイにとっても大きな業務変化の要請となって押し寄せた。
「これまで、フロアごとに配置された倉庫業務スペシャリストであるスーパーバイザが一元的に庫内を把握し、入出庫、在庫、仕分け、伝票処理など、一切の業務指示を出していた。その限界が来たのだ」と毎熊氏は振り返る。さらに、「スーパーバイザという個人に業務判断のすべてが集中することで、業務変化のニーズに庫内オペレーションのスピードが耐えられなくなった」のだという。
平成17年、倉庫オペレーション体制の抜本的な改革へ着手。従来のスーパーバイザ方式から倉庫内オペレータ主導へと変更することによって、全体最適化を推進した。
各オペレータが現場全体の流れを把握して、個々の状況に応じて判断。伝票と違う集計ピッキング(商品単位の集計、運送便単位の集計など)を現場主導で行うことによって、指示待ちや指示の誤りによって生じていた作業の波がなくなり平準化を促進。倉庫オペレーションの平準化は、倉庫の稼働時間や事務処理時間の短縮となってコストを抑制したのである。
新システムのコスト効果=1,000万円/年。
「倉庫業務は時間コストにつきる」と毎熊氏。「スペースの有効利用とは業務時間の短縮を意味し、業務時間が長いことは設備の稼動コストにつながる。事務処理の効率化とは、残業時間の削減と現場業務の迅速化そのものだ」という。
その倉庫の効率化によるコスト削減は年間で約700万円。事務効率の向上による残業費の削減額が年間で300万円以上。スーパーバイザの労役費などを除いても「優に、年間1、000万円以上のコスト削減に成功した」と毎熊氏は新システムの成果を語る。
また「業務全体の効率化は、顧客ニーズへの迅速な対応につながり、ビジネスへの信頼感となる」と、ビジネス価値向上への大きな効果も指摘した。
冷蔵倉庫業務アプリケーションパッケージをベースに機能拡張。
高信頼性を得ながらシステム開発費用を抑制。
冷蔵倉庫業に求められる機能が業務別モジュールで構成される、「冷蔵倉庫業向けパッケージシステム 冷蔵倉庫Ver.II」。
クラレイでは、入出庫管理システムをはじめ、効率的な作業をハンディターミナルで実現する無線データ伝送システム、様々なピッキングに対応する仕分けシステム、作業進捗管理システムや自動倉庫システムを採用。
業務に適合する基本モジュールを組み合わせることで、戻り入庫、追い入庫、混載出庫、バラ出庫、賞味期限管理など顧客のニーズに応えると共に、庫内ロケーションの有効利用による効率化、正確で迅速な事務処理を実現。基本機能部分は業務アプリケーションパッケージであるため、高い信頼性に加え初期導入コストは大幅に抑制された。
「荷主の複数名義変更」といった預かり品側での一括変更に対応する機能を標準で備える基本システムに加え、クラレイでは入出庫作業の指示画面を随時切替え、参照できるようにし、作業者の思い違いを防止する機能など、業務への工夫はシステムの機能強化として開発された。
自動倉庫の工夫と更なる効率化で、さらなる競争力を。
従来の自動倉庫は搬出順序が分かり難く、それゆえ緊急出荷の要請に対して正確に回答が出来なかった。クラレイはこの自動倉庫においても作業効率化を追求し、さまざまな工夫を取り入れた。
たとえば搬出パレットは複数伝票分のピッキングに対応したり、ピッキングのラインオフ化に応じて、搬出されたパレットの引当てロケーションを自動的に変更(自動倉庫への指示を無線の指示に自動変更)するなど、さらなる作業オペレーションの効率化を追求。
また、無線端末(移動ラック、平置き)、自動倉庫へのピッキング指示全体の作業進捗を“見える化”することにより、配送業者からの問い合わせにその場で回答が出来るようにした。さらに、緊急での出庫依頼に柔軟に対応するため、搬出指示作成後に割込み作業を可能にしたことなど、荷主へのサービス向上機能を強化した。
新システムで挑んだ効率化の成果と、今後の可能性。
倉庫の稼働状況を表す、各作業別の所要時間や在庫滞留情報をCSV形式でダウンロードし、入庫検品、格納、ピッキングなど、作業効率の分析に活用している。こうして出された効果を前に、高生加氏は当時の心境を語る。「倉庫システムと業務体系が変わることに多少の危惧はあった」と。
しかし数度に渡るNECネクサソリューションズとの打ち合わせを通じて、「ITパートナがクラレイという会社と業務のニーズや方向を理解していることを実感すると共に、当初の不安は確信に変わった」と振り返る。今後は、各種情報を分析・活用して、更なる業務の効率化や改善を追及していくという。
(2006年5月現在)