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しかし、現行の第7次コンピュータシステムの主眼はダウンサイジング化と分散化であり、コスト的なメリットがある反面、統合的な管理体制の構築には難しさがありました。
サーバ環境での操作認証とログ、クライアント側でのHDD暗号化と個人認証、アプリケーションへのアクセス認証とログ、さらに、メールに対する管理など構築範囲が多岐に渡り、その一つひとつへの対応が課題として浮上したのでした。
また、システムの安全性と、業務の効率性のバランスにも留意が必要でした。
「この問題の解決にあたり各社から提案を受け、NECネクサソリューションズを選定した」と松葉氏。選定理由を川口氏は「分散環境に対し、適材適所パッケージによってセキュリティ環境を迅速に構築。その精査、試験、構築を一元的に担うことができる技術的経験と医療業界へのノウハウ、なにより、基幹システムを構築した経験から、取り扱っている情報の価値を知っているから“話ができる”ことにあった」と言います。
しかし、分散環境への適材適所導入とはいっても簡単ではありません。「だからこそパッケージだったのです」と当社担当営業の柴野は言います。
「パッケージならではの特化した機能と導入性を利用することで、短期間での構築を目指し、また、将来的な変化にも個別に追随できることを提案した」のでした。
現場を担う川口氏には「システムを一時でも止めることはできない。そうした制約の中で障害を起こさず導入できるのかという迷い」がありました。その迷いを解いたのが、「一気にやろう。そして、京浜メディカルグループのセキュリティの基準を作ろう」という矢作代表の決断でした。
こうして、導入に関しては、短期間に何度も入念なテストを繰り返し、わずか3ヶ月の構築期間を経て、2007年7月から新セキュリティ環境が動きだし、その安全の証明である“Pマーク”も取得しました。
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