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フレームリレーからインターネットVPNへ。
通信インフラ見直しのきっかけとなったのは、拠点増加であった。
それまでのKDDIによるフレームリレーでの運用は、拠点増加に伴う拡張が困難となり、増えた各拠点間へはNTT専用線の導入をせざるを得なかったのである。
「今後のビジネス体制の変化を考えると、この硬直した環境では不安が残る。したがって、より柔軟なインターネットVPNへの移行を狙った」
と全社システム構築を担当するシステム部の川井課長は語る。
通信スピードは10倍。コストは1/2。
フレームリレー上では、受注登録/照会、文書ファイル参照/転送、テキストをはじめ、PDFファイルを添付したメールの送受信という、日常的な業務データが扱われていた。
しかし、64Kの速度容量では転送時間は約30秒かかるものも出ていた。
しかも、製品情報取得における メーカー・ホームページへのアクセスやWeb EDIの増加により、インターネット利用が拡がり、フレームリレー基盤は限界が訪れていた。
この課題に応えたのが、インターネットVPN、Clovernetであった。
その構築・運用コスト・メリットは大きく、これまで、12拠点のカバーにおいて必要だった約70万円/月の回線コストが、ルータ・レンタル料を含めて1/2となったのである。
さらに、この差額を活用し、ビジネス/サービス基盤強化のための投資としてメールサーバ4台を新設。 それでも、これまでのコストに比べ約20万円/月の削減が実現したのである。
そのうえ、ブロードバンド・レスポンスを確保。活力を失いかけていたグループウエアやナレッジ機能もレスポンス向上に比例して息を吹き返した。
迅速な顧客対応はもちろん、業務処理スピードアップによる時間コストの削減にも成功したのである。
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