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医療情報ソリューション(MegaOakシリーズ)
導入事例
医療法人 湘和会 湘南記念病院 様

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グループのクリニックとの情報共有を実現して在宅医療サービスを強化。訪問診療先でも診療記録の参照・書き込みを安全に行う仕組みを導入することにより医療の質の向上を推進。

業種:
病院
従業員数:
101~500人

事例の詳細

導入前の背景や課題

グループとして医療の質の向上を目指す

電子カルテシステム導入の目的としたのは、(1)患者サービスの向上(2)医療の質の向上(3)業務の効率化(4)医療安全の向上(5)グループのクリニックおよび地域医療との連携を図ることです。なかでも病院とは別の場所にある2カ所のクリニックと情報を共有できる仕組みを実現したいと考えました。
同病院は現在、在宅で療養生活を送る患者さまを支援する在宅医療に力を入れています。夜間などにクリニックの医師が訪問診療に対応できない場合などは、患者さまに病院にきてもらい、病院の医師が診療を行います。しかし、カルテはクリニックに保管されており、病院の医師は患者さまの正確な病歴を確認することができない状況でした。また、業務の効率化を進めて患者さまの待ち時間を短縮することもテーマとしていました。こうした課題を解決すべく、同病院は電子カルテシステムを基盤とする新・病院総合情報システム導入プロジェクトをスタートさせました。

選択のポイント

パッケージソフトの採用により業務の効率化を目指す

新・総合病院情報システムの前提としたのは、パッケージソフトを採用すること。同病院の従来の業務は独自のローカルルールが多く煩雑だったとのこと。プロジェクト管理部門は、一般的な医療の業務プロセスに基づいて設計されているパッケージソフトを導入することによって、業務プロセスの整備と効率化が達成できると考えました。複数のITベンダーから提案を募り、NECネクサソリューションズのMegaOak-MI・RA・Isの採用を決定しました。採用理由として、「コストパフォーマンスに優れていたこと」を挙げます。また、病院とクリニックとで情報を共有できること、かつクリニックの外でも情報漏洩の心配なく安全にかつ、特別な設備投資もなしにカルテの参照・書き込みを可能にする提案も評価しました。

導入後の成果

業務の効率化と患者さまの待ち時間の短縮を実現

同病院における電子カルテシステムは2014年8月に稼動を開始し、同院と2カ所のクリニック含めて最新の診療情報の共有を実現。しかも、訪問診療先でもカルテの参照・書き込みを可能とすることに成功しました。紙のカルテの時代はカルテを外部に持ちだすことはしていなかったのですが、今回、電子カルテの導入に伴って往診持ち出し用PCにデータを保管せずに画面のみを転送するRemoteViewを採用しました。それによって、クリニックの外でも患者さまの最新の診療記録をセキュアに参照・書き込みできるようになりました。また、ふだんはクリニックにかかっている患者さまを病院で受け入れた際に病院の医師がすぐさま患者さまのカルテを見ることが可能となりました。

お客様プロフィール

医療法人 湘和会 湘南記念病院

所在地 神奈川県鎌倉市笛田2-2-60
概要 1953年に私医療法人大船病院設立。
1986年に医療法人 湘和会と変更。
1999年に湘南記念小坪クリニックを、2002年に湘南記念鎌倉クリニックを開設。
2009年には、病院を増築し、かまくら乳がんセンターを設立。2014年10月に、地域包括ケア病床を新設するなど、在宅復帰を支援する体制を強化。
URL new window http://www.syonankinenhp.or.jp

2014年12月現在

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  • 医療
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  • 医療情報ソリューション(MegaOak-MI・RA・Isシリーズ)

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製品:
  • 医療情報ソリューション(MegaOak-MI・RA・Isシリーズ)

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