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同社は、2007年3月に控えていたJASDAQへの株式公開を契機に基幹システムの刷新を決定しました。
その目的は、上場企業に義務づけられる内部統制に対応することです。
既存システムは、販売管理や財務会計など業務別に4つのシステムを個々に開発したものでした。そのため、システム間のデータ連携は人手で行われデータの完全性確保に問題がありました。
またデータの処理履歴を記録する機能も不十分でした。
既存システムでは、内部統制を確立できないと同社は判断、新たに基幹システムを構築することにしたのです。
新基幹システムの基盤として同社が白羽の矢を立てたのがERPパッケージでした。
「顧客からご注文をいただいて設計・開発し、納品するという私どもの仕事の流れで必要とする進捗管理、工程管理、原価計算、販売・経理が1つのシステムで処理できることがERPパッケージを採用することにした理由です」と新基幹システムの導入を進めた同社取締役の渡邉正信氏は語ります。
同社は21社のERPパッケージを俎上にのせて比較・検討を進め、6社の製品に絞りこんだうえSAP Business Oneの採用を決定しました。
その決め手となったのは、「SAP Business Oneはモジュールを組み合わせたソフトウェアではなく、初めから完全一体型のERPパッケージとして設計されていること」(渡邉氏)です。
1つのシステムでシームレスに同社の業務を実行できることがSAP Business Oneを選択した理由といえるでしょう。
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