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システム再構築の効果はすぐに現れました。それは、在庫管理の精度が目に見えて向上したことです。
以前は、日々の取引が優先され、システム上の在庫と現実在庫が合致する商品は、かなり少なかったのですが、現在は大幅な改善が図られたとのこと。その成果を踏まえて、同社では次の1年間で在庫精度を98%に引き上げようと考えています。
もちろん、在庫データや売上げデータが正確に見えるようになったことによって、仕入れ計画や販売計画を経営陣が戦略的に立案する仕組みが整ったことも重要な効果です。
データの見える化は、現場における業務の効率化ももたらしています。営業担当者と在庫管理担当者が在庫確認のために行っていた電話のやり取りがなくなったことはその一例です。
情報システムの刷新を契機に同社は、社員に対してデータを公開するという取り組みを開始しています。システムの操作教育を担当している同部の瀑布川すみ子氏は、「画面のボタンを押すとすぐに売上げがわかるようになったと営業所の社員に喜ばれています」と話します。
同社は、利益を重視する経営方針を打ち出していますが、その方針にもとづいて今後、自分が属する部署の利益を社員が参照できるよう情報提供機能の拡充を図る考えです。社員に対するデータの公開は、「人材のレベルアップを図り、会社を組織全体として強化していきたい」(岡室氏)という強い思いの現れといえるでしょう。
さて、情報システムの再構築に合わせて、 業務プロセスの改革およびリアルタイムに情報を把握できる態勢を整えた同社は、さらなる情報の戦略的な活用を進めようとしています。
そのカギのとなるのは、GRANDITが備えているビジネスインテリジェンス機能です。
Microsoft(R) SQL Server(R)とMicrosoft(R) Excelの機能を活用し、販売データや受注データなど、経営指標を分析することによって経営判断はより俊敏なものとなることでしょう。
また、付加価値の高い特注品等の製品開発面でもGRANDITが重要な役割を果たしていきます。同社では、ファイルサーバで設計情報を管理し、SFAで顧客情報を管理しています。今回、加わったGRANDITによる販売情報と組み合わせることによって、より顧客ニーズにあった特注品の開発力が強化されていくと期待されます。
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