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交通・バス業向けシステム

東京都交通局自動車部(都営バス) 様 (http://www.kotsu.metro.tokyo.jp  



Webバス運行情報システム
パソコン、携帯電話、PHSへの運行情報の提供でお客様の利便性を向上し、お客様の増加を図る都バス運行情報システムを構築。


東京都交通局様の運営する都営バス(都バス)の利用客は、年々微減傾向にある。これに対し、交通局様では、お客様の利便性や快適性の向上を図る「都バスならでは」のサービスを推進している。「少子高齢化社会の到来、新たな地下鉄の開通、規制 緩和による民間事業者の参入など、厳しい経営環境の中で、お客様の減少傾向に歯止めをかけ、都バスを維持・発展させるには、今までのやり方の延長ではなく、『都バスならでは』のサービスを提供しなければなりません。とくにバスは“いつ来るかわか らない”“ 待ち時間が長い”“どれくらい時間がかかるか予想できない”など、お客様にとっての不安や不満があり、これらの心理的な抵抗感が、積極的な利用を阻む大きな要因になっていました。お客様のこうした不安や不満を解消するには、どうすればよいのか。この課題に対する具体的な解決方法のひとつとして、この「バス運行情報システム」の配信サービスを実施しました。

お客様に便利な運行情報を提供する
ネクサソリューションズの
Webバス運行情報システム


東京都交通局は、お客様の利便性や快適性を向上させるため、経営計画『チャレンジ2001』の中で、このシステムを導入し、より質の高いサービスの提供を実現した。
福田 氏 千葉 氏
東京都交通局自動車部
計画課 副参事
福田 知司 氏
東京都交通局自動車部
計画課
運輸管理システム係
係長 千葉 博 氏


「都バスならでは」の情報提供により、お客様の不安や不満を解消
東京都交通局は、「都バス運行情報システム」を構築し、2003年1月よりサービスを開始した。お客様は、携帯電話、PHS、パソコンを利用し、インターネットを介して、都バス運行情報にアクセスすれば、次のような情報が得られる。
バス接近情報…指定のバス停でのバス接近情報と待ち時間情報、ノンステップ バスの運行情報
系統運行状況…運行系統単位に運行中の全バスの位置情報
バス時刻表…選択したバス停の各行き先別の時刻表情報
ラッピングバス…選択したバスのラッピング情報
経路検索/乗り換え案内…入力されたバス停と目的地について、乗車見込みのある バス待ち時間と所要時間、乗り換え1回の経路情報
なお経路検索結果にリアルタイムのバスの待ち時間を表示するのは、全国でも初めての試みであった。さらに2004年3月には、
携帯電話にショートカット検索機能『Sカット検索』を追加。
携帯電話からも経路検索が可能に。
バス停において、いくつ前の停留所までバスが来ているか表示する『簡易型バス接近表示装置』を試験的に導入。
などの機能を強化しました。


リアルタイムの情報更新により、お客様の知りたい情報を提供
バスの位置情報は、MCA無線で取得し、収集した位置情報をリアルタイム情報サーバに蓄積する。この位置情報は、15秒に1度更新され、蓄積された情報は、業務管理・中継サーバに送られ、サーバは、大量の位置情報データを整理、運行管理サーバへ中継する。また、所要時間 管理サーバと経路検索サーバを各1台置き、位置情報と合わせて5台のWebサーバから利用者に情報を提供。Webサーバは、各種機器に対応し、提供情報のフォーマットは、自動変換して最適な表示を行う。 一方、運行管理のため、本局には業務管理端末と管理用Webサーバ を置き、マスタメンテナンスや運行状況モニタリングを行っている。


利便性の向上に、お客様から高い評価の声が寄せられる
アクセス数は、サービス開始直後の1日当たり7万、1年後に14万、機能強化後の2004年4月は17万件に、梅雨入り後は約20万件に増えている。また、コメント欄に寄せられたお客様の声、要望には次のようなものがある。
バスがどこまで来ているか携帯でわかり、とても便利。
普段利用しない路線や停留所を調べるのに便利。
待ち時間がわかり、バスの利用頻度が高くなった。
最寄りのバス停でどのくらい待てばバスが来るのかがわかり、イライラしない。
バス停の位置がわかるように地図を表示してほしい。
地下鉄、都電と連動した乗り換え案内を表示してほしい。
経路検索を乗り継ぎ1回に限定しないでほしい。
また、運輸管理システム係長 千葉博氏は、運行管理を行う立場から、「お客様の生の声を知ることができ、ダイヤや路線の見直しや運行情報システムの改善に役立てられます。バス経路検索についても、従来は、パソコンのみの実施でしたが、携帯電話からもアクセスしたいとの要望がたくさんあり、2004年3月の機能強化で『Sカット検索』 とともに実現し、ご利用いただいています。また営業所でも、リアルタイムで運行状況がわかり、運行間隔や運用車両の調整などに迅速に対応できます」とメリットを述べている。


提供情報の充実により、さらにシステムを発展
東京都交通局様では、経営計画「チャレンジ2004年度」の中で情報案内の充実をひとつの柱にしており、今後ともお客様からの要望を踏まえて、システムの改善及び機能強化を図る予定である。「1日当 たり乗客数60万人の確保を目標にしている交通局は、NECネクサソリューションズのノウハウが盛り込まれた「Webバス運行情報システム」を高く評価し、今後のサポートにも大きな期待を寄せている。
システム構築イメージ

(2004年6月現在)

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