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東洋大学 様
東洋大学では学内約900台のPCをシンクライアント化
そのパートナーとして選ばれたのがNECネクサソリューションズ

東洋大学では、教育分野でのITニーズの高まりを受け、学生用PCを増強させてきましたが、それにつれて運用管理工数が増大していました。
そこでシンクライアントに着目、2008年4月、約500台のPCを一気にシンクライアントへ切り替えました。
NECグループだからこそのトータルシステムコンポーネント提供と手厚いサポートで、今日では全学で約900台というシンクライアントが、実質専任担当者1名という少数精鋭体制で順調に稼動しています。
情報システム部
情報システム課 課長
青山 敦史氏
情報システム部
情報システム課
渡邊 恵太氏
東洋大学は、2012年に創立125周年を迎える歴史ある私立総合大学です。「哲学」を建学の理念とし、東京都文京区の白山キャンパスを始めとして、首都圏内の5つのキャンパスに10学部44学科を展開。学生総数は約30,000名にも及びます。
今日、大学では講義のIT化が大幅に進んでいます。教材としてのプレゼンテーションファイルや動画の利用、オフィスソフトウェアを使ったレポート作成・提出など、IT活用は学問を進める上で不可欠となっています。
東洋大学においても、ITニーズの高まりにつれて、各キャンパスの教室や自習室に学生用PCの台数を増強してきました。その数はキャンパス単位でみても数百台。
そこで次第に問題になっていったのは、そうした学生用PCの運用管理でした。
朝9時から夜9時半までの講義時間中、四六時中利用されるため、どうしても故障の発生率が高くなります。
なかでもハードディスク障害は頻繁に発生しました。当時の状況を、東洋大学 情報システム部 情報システム課 渡邊恵太氏は次のように語ります。
「障害が発生するたびにハードディスクを交換し、ソフトウェアをインストールしなおし、各種設定を行わなければなりません。この作業には3~4日かかるため、その間学生に提供できるPCの台数が少なくなってしまいます。
また、OSのセキュリティプログラム更新やソフトウェアのアップグレードなどの際には教室を回って1台1台インストールしていく必要がありました」
学生アルバイトに支援してもらうものの、学生用PCの運用管理については渡邊氏が専任で担当していたため、トラブルや運用作業が発生するとその対応にかかりきりになってしまう状況でした。
そうした中、全学部同一キャンパスでの一貫教育方針が決定し、文学部、経済学部、経営学部、法学部、社会学部の5学部の学生全員が白山キャンパスで学ぶことになりました。
そうなると、白山キャンパス単独で約800台のPCを管理する必要があります。情報システム部は“現在の方法を抜本的に見直さなければ運用が回らなくなる”という危惧を抱き、いろいろな施策を検討した中で着目したのが“端末のシンクライアント化”という手段でした。
情報システム部では、試験的に白山キャンパスの特定教室に65台のシンクライアントを導入しました。方式は、アプリケーション・ソフトウェアの稼動性が最も高く、動画の再生もスムーズなネットブート方式を採用。 これは講義でのIT利用の拡がりに備え、教材の選定に支障をきたさないことを考えた判断でした。
これが予想以上にうまく軌道に乗ったため、情報システム部はPCのシンクライアント化推進を正式に決断。
対象は2008年4月にリプレース時期を迎える約500台とし、事前に学内ネットワーク環境を増強するなど、体制を整えながら具体的なシステム検討に入りました。複数のITベンダーの提案を検討した結果、採用したのはNECネクサソリューションズのシンクライアントソリューションでした。
決め手となったのは、システムを構成するコンポーネントが、オールNECで提供されることです。サーバ、シンクライアント端末から、管理ツールまでNEC製。またネットブート方式を実現するベンダー(現Citrix)ともNECグループが強力なアライアンスを結んでおり、迅速な対応がとれる体制でした。
選定の理由を、東洋大学 情報システム部 情報システム課 課長 青山敦史氏は、次のように語ります。
「少数体制ながら迅速に問題解決を求められるわれわれにとって、何かあっても一枚岩で臨んでもらえるというのが、何より大事なことでした。IT側の事情で学生に迷惑をかけることは極力避けたいですから。
また今回の提案には5年を単位とした割安な保守契約パックが含まれていて、それは他社提案とはケタが一つ違うくらい大きな差となっていました。
シンクライアント端末だとイニシャルコストはかかりますが、稼動後の保守費や人件費は下げられます。今回の保守契約もあって、稼動期間全体を対象としたコストは、むしろ従来より下げられると判断しました」
白山キャンパスを対象とした本格的なシンクライアント導入は、予定どおり2008年4月にスタートを切りました。
それから1年半。現在同キャンパスでは、合計547台のシンクライアントが学生用端末として教室や自習室に配備されており、学生はこれらを従来のPCを使うのとまったく同じ感覚で利用しています。
渡邊氏はシンクライアントを導入してからの業務の変化を次のように語ります。
「当然のことながら、ハードディスク障害対応作業は激減し、その分本来業務であるシステム計画に多くの時間を割けるようになりました。
また、セキュリティプログラムやソフトウェアアップデートも、マスタイメージを更新すれば、一斉に更新できます。
しかも、従来は学生のいなくなる深夜や夏休みなど長期休業期間に限られていた作業を、NEC製管理ツールを利用することにより、現在では日中に
設定し夜間に実行しています。
一時的なサービスレベル、セキュリティレベルの低下という懸念がなくなり、われわれも業務時間内で作業を完結でき
るようになりました」
また、ソフトウェアにトラブルが発生しても電源を落とせば初期状態に戻る、万一ハードウェア障害が発生しても代替機と交換すればいい、といったシンクライアントならではの利便性は、情報システム部にとって大きな安心材料となっています。
実際、渡邊氏の運用管理工数は半分以下に抑制され、従来は3~4日かかっていた端末の交換も現在は10分程度で済むという目算がたっています。
さらに青山氏はこう語ります。
「NECネクサソリューションズのサポートにも満足しています。リモート監視でサーバの稼動管理を行い、何か変化があれば迅速に対応してくれるのでとても助かっています。
一度ネットワーク側の問題でパフォーマンスが落ちたときも、グループ内の関係組織に協力を求めながらNECネクサソリューションズが積極的に原因究明に努めてくれました。
他ではこうはいかなかったかもしれません」
このシステムのメリットを十分実感した東洋大学では2009年4月に白山第二キャンパスに125台を追加し、全学ベースで約900台のシンクライアントを導入。
今後も、現状500台近くある職員用PCのシンクライアント化もリプレイス時の選択肢とされているとのことです。
少数精鋭体制での数百台クラスの端末運用管理。
それを可能にするのは、NECネクサソリューションズのシンクライアントソリューションです。
![[図] システム概要図](toyo_university_img/pic2.gif)
(2010年2月現在)