本ウェブサイトでは、JavaScriptおよびスタイルシートを使用しております。
お客さまがご使用のブラウザではスタイルが未適応のため、本来とは異なった表示になっておりますが、情報は問題なくご利用いただけます。
道の駅 うきは様
物産館運営支援システム / 委託販売管理システム
委託販売の煩雑な売上管理業務、精算業務をスムーズに。そのために、POSとPCを連動させた情報システムが必要だった。
委託販売は、商品出荷者と共に展開するマーチャンダイジング。売上/精算管理に対する信頼があってこそ、消費者に応える商品が出店される。
グリーンツーリズム「都市と農村の交流」をテーマに発足した道の駅。高速道路サービスエリアの国道版として全国各地に展開。交流ポイントインフラとして、地の利を活かした物産販売など地域ごとの工夫がなされている。
その成功例の一つが、福岡県の「道の駅 うきは」である。500名の出荷者会員による個人直販所として施設を提供。2000年4月の創設以来、毎年10%以上の販売伸長を実現。今では62万人を顧客に年商6億8000万円の売上を誇るまでに成長している。
量販店などで見られる生産者明示型販売との違いは、商品の出荷と値付けが出荷者自身に委ねられるということ。一方「道の駅うきは」には、「直販の場」として、出店出荷者と共にマーチャンダイジングを行う体制が求められることにある。
その信頼の基本となるのが、販売管理/精算業務の確実性。さらに、500名=店の出荷意志に応える購買動向情報の提供に他ならない。これらの情報要請に応えたのが物産館運営支援システムであった。
委託販売に伴う煩雑な管理/精算業務を支援。
出荷者別の単品売上動向情報を収集し提供。
相乗的にひろがる出荷者と品目の関係を確実に捉え精算すること。そして、販売データを出荷者一人一人と共に活かすこと。
委託販売業務に欠かせない2大要素をPOSとPCの連携システムで支援。
麻生 幸徳 氏
高松 さゆり さん
出荷者が独自に設定した商品と価格を、出荷者別に販売タイミングで日時把握し、委託マージンと出荷者売上の月次精算を少人数で行うこと。これが、「道の駅うきは」が求めた販売管理システム。
スーパー/量販店との販売管理スタイルの違いは、同じ商品種を別々の出荷者が出店し、しかも、個別の価格を設定していることにある。つまり、商品科目別に売上を日時管理するだけではなく、出荷者をも管理しなくてはならないのである。これが、委託販売管理特有の煩雑さを生じさせ、処理工数の増加や処理負荷の原因となっている。
優良な出荷者を確保し、出荷者の利益率を少しでも向上させようと、マージン率を昨年より1%減少させた「道の駅 うきは」にとって、年10%もの売上増加の実績は、処理負荷の増加となって跳ね返っているのであった。この処理業務の効率化を実現したのが、POSとPCの連携であった。
POSによる売上登録をベースに、PC環境での委託者/商品管理と精算業務を一環化できるのである。
商品を店頭に並べるに当り、PC環境で行う業務が、バーコードラベルの発行と商品登録である。「道の駅うきは」では、商品登録を元に、品目、産地、出荷者、価格の明示表記を野菜など生鮮農産物と加工品ごとにバーコードラベルと一体化させる必要もあった。
店頭に並んだ商品は、販売時に売上登録。さらに、販売価格と入金を対照する売上精算処理が行われる。これらをPOSレジが引受け、そのジャーナルデータは再びPC環境へ。出荷者別の単品売上管理として売上明細表、売上金額管理として売上実績表に、日次業務として集約される。この日次データを元に、月次業務として出荷者への支払いを起算し、金融機関との連携がなされるのである。
求められるのは、個人別/単品別価格に対応した管理処理を少人数で確実・迅速に行うこと。「道の駅 うきは」のこの要求に応えたのが、POSとPCを連動させる物産館運営支援システム/委託販売管理システムであった。
パッケージ形態、品種、数量、価格、出荷者、出荷日。これが野菜・果物に関係する情報。例えばダイコンなら8種類、桃は20種類にも分別される。この個々のデータを収集、様々な視点から分析し、出荷者へ情報を開示するのも「道の駅うきは」の任務といえる。
単品/単価動向と共に天候なども掲載し、何曜日の何時に、どんな天候で、どんなパッケージの、どんな価格の商品が購入されたのか、という情報が出荷者に開示される。出荷者はこの情報を元に、販売価格、パッケージ、さらに翌年の作付けなどに活かし、無駄のない生産・販売を行えるというのである。
販売情報のみならず販売状況情報までも提供する「道の駅 うきは」。今後は、出荷者と市場モールという関係をさらに踏み込んで、出荷者と消費者をもっとダイレクトに結ぶ市場プラットフォームを志向している。2004年冬からは、個別顧客へのメール対応などマーケティング型CRMを視野に入れているのである。さらに、出荷者情報と消費者情報をリンクさせ、「○○さんの生産品が田圃にある時から購入する」といった、まったく新しい交流ポイント・インフラをめざしているという。その際にも、日々の販売動向と業務処理を担う物産館運営支援システム/委託販売管理システムとNECネクサソリューションズの現場に精通した支援が力となるのである。
(2004年9月現在)