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株式会社 吉野家 様
短期間で1,100の店舗をカバーする
ブロードバンドネットワークの構築に成功
外食大手の吉野家は、本部と1,100カ所に及ぶ店舗(「おかずの華」を含む)を結ぶ新たなネットワークとしてClovernetを導入しました。
同社は全国の店舗から本部に集約している売上データの送信頻度を増やすほか、グループウェアや電子メールの活用で全店舗での情報共有をさらに進めるなど、Clovernetを事業強化の基盤として活用しています。

財務経理本部
システム担当 部長
松本 浩典 氏
財務経理本部
システム担当 課長
今井 幸雄 氏
吉野家は、本部と全国の店舗を結ぶ回線インフラのブロードバンド化を図るため、NECネクサソリューションズのマネージドVPN「Clovernet」を導入しました。
その目的は、社内で送受信されるデータ量の増加に対応するIT基盤を確立することです。
同社は、店舗を支援する新しい営業システムの導入・活用に取り組んでいます。
新営業システムの柱は、店舗から本部へ送る売上データの送信頻度を従来の1日2回から1日10数回へと増やして、店舗における食材の在庫をリアルタイムに把握すること。
それによって、大々的にセールスキャンペーンを展開する際にも店舗の在庫が常に適正化される仕組みを構築することが大きなねらいです。
また、もう一つの柱は、グループウェアや電子メール等の活用です。
具体的には、シフトスケジュールの作成支援や勤怠管理を行ったり、本部-店舗間および店舗同士における双方向コミュニケーションを確立して、今まで各店舗で閉じていた情報を共有化し、業務スピードをいっそう俊敏なものとすることを目指しています。
新営業システムを実現するためには、ネットワークの常時接続とブロードバンド化は必須の選択だったのです。
新しい回線インフラの要件として同社が求めたのは、機密性、安定性といったネットワークの品質と導入コストの低さ、そして北から南まで全国に広がる店舗をサポートするサービス体制が整備されていることです。
Clovernetを採用した理由について同社財務経理本部システム担当部長の松本浩典氏は次のように語ります。
「NECグループが提案したClovernet Ver.Cという閉域網のVPNは、他のユーザの影響を受けないので安定した運用が行えると考えました。また、提示された価格も納得できるものでした」
NECグループがもつ全国的なサポート体制も採用の決め手となりました。
導入対象の店舗は約1,100店舗(「おかずの華」を含む)に及び、都市部から郊外のロードサイドまで設置されている環境は様々。
そんな大量かつ異なる設置条件を持つ店舗を対象に短期間にネットワークの移行を実行できること。そして、仮に障害が生じたときには情報システム部に連絡し、必要に応じてカスタマエンジニアが素早く店舗に出向いて障害の対応をするなど、きめ細かいオンサイト保守を行い、店舗スタッフには一切の負担がない運用ができること。
店舗スタッフには営業に注力してもらうため吉野家はこの点も大変重視していました。
そして、移行に要した期間はわずか5カ月半ほど。
移行を担当した同社財務経理本部システム担当課長の今井幸雄氏は「ネットワークの更新に当たっては、通信会社や機器を設置する会社など多くの企業が関わりましたが、マルチベンダ体制の中で各社が連携を図り、スムーズに工事を進めることができました」と振り返ります。
回線インフラを刷新して新しい営業システムの導入を実現した吉野家は今後、売上データ送信の頻度を増やすなど、その活用を進めています。
また、勤務時間を正確に管理するため、勤怠管理ではタッチパネルから出勤、休憩、帰宅などの勤務データをリアルタイムに送受する仕組みも実現されました。
Clovernetは店舗間のコミュニケーション強化に寄与しています。
グループウェアは、店舗と店舗、店舗と本部の情報伝達の効率化を実現し、これまで電話やFAXでの情報のやりとりに費やされた時間と労力を軽減することができました。
松本氏は、「新システムの導入目的は、ITにより業務効率を上げ、お客様の視点に立った店舗オペレーションを強化することです。」と語ります。
全社員が一体となって食文化の発展に取り組む吉野家の事業をClovernetが支えています。
![[図] 全体図](yoshinoya_img/top2.gif)
(2008年11月現在)