経営課題と解決へのヒント

今知っておきたい、経営課題と解決へのヒント 課題9

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持たずに使う~今どきのクラウドはここまでできる~

もっと売上を上げるため、コミュニケーションを円滑にするため、コストを下げるため…。企業経営の様々な場面でITは課題の解決をサポートします。
しかしふと気がついてみると、ITを手に入れ、維持するための人手(工数)やコストは増える傾向にあります。情報システム担当者が日々の運用管理に追われ、本来の仕事や戦略的IT活用に取り組むゆとりを失ってはいないでしょうか。
ITはあくまでも手段。だからできるだけ負担なく使いたい..この課題に解決策をもたらすのが「クラウドコンピューティング」です。

1.クラウドだからこそ安全

経営の要である各種データを、地震や火災など災害からどう守るか?
会社の大切なデータを社外に預けることを不安視する声がありますが、実際は逆。災害対策一つとっても、十分な備えをするには膨大な費用がかかることでしょう。
ASPSaaSでデータを預かるデータセンターは、各種立地条件を満たした場所に建設され、地震・水害・火災・停電を想定した対策を施しています。また、大切なデータを預かるため、データセンターの立ち入りには厳重なチェックや監視がなされており、サーバエリアには通常は入室できません。データを預けるからこそ安全なのです。

「持たない」方が信頼性が高い!ASP・SaaSのデータセンター対応

2. 様々な業務に対応が広がっている

従来のASPSaaSは、多くが電子メールやSFAなどフロントオフィス系のアプリケーションでした。「欲しい分野のアプリケーションがない」と、あまり関心をもてない会社もあったかもしれません。
ところが、最近は会計・給与・販売管理の他、ERPなど基幹業務系のアプリケーションが充実し、多くの業務がASPSaaSでもカバーできるようになってきました。
さらに最近では、アプリケーションのカスタマイズが可能なサービスも登場。同時に、システムを利用面から捉え連携をしやすくするSOA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)手法なども浸透し、システム間の連携プロトコルも標準化が進んでいます。すでに、経費精算ソフトで入力したデータを会計ソフトにリアルタイムで反映させることも現実のものとなっています。今やASPSaaSは、固定化された閉じた世界ではなく、企業の各種ニーズに応えられるものとなったのです。

ASP・SaaSは利用分野が拡大

3.開発・導入、運用コスト、全てを軽減

「支社との間で会計ソフトのデータを共有したい‥」本社・拠点間の情報共有を目的にASPSaaSを選ぶ企業が増えています。
というのも、本社のサーバに各拠点からシステムを活用するためには、セキュリティなども配慮したネットワークを構築しなければなりません。そして、こうしたネットワーク環境を自社で整備するにはスキルを持った担当者が必要であり、日々の運用業務も欠かせません。では本社のサーバにデータを置かず、クラウドにしたら…?
各拠点からインターネットに接続できるのであれば、拠点間を結ぶ社内ネットワークがなくてもクラウド上のデータセンターを使って情報を共有することができます。特別なインフラ整備が不要であり、決定から導入までが短期間。
ASPSaaSではパソコン側にアプリケーションをインストールしないので、それほど性能が高くないパソコンでも買い替えずにそのまま使えた会社の例も報告されています。

ASP・SaaSの便利さと進化する技術


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