特集

お客様訪問 - さくらインターネット株式会社 様

独創的な発想力で「やりたいこと」を「できる」に変える最先端のインターネットサービス提供企業。

さくらインターネット株式会社 様

常識を打ち破る破壊型イノベーションを提供

お客様訪問 - さくらインターネット株式会社 様

企業活動にインターネットが欠かせない今、サーバは企業にとって重要かつ不可欠なインフラストラクチャーです。さくらインターネット株式会社はテクノロジーの進化と顧客ニーズの変化に合わせて多彩なサーバサービスを提供し続け、2019年3月現在、法人顧客数は約19万社、個人顧客数は約25万人に。WEBエンジニアやIT企業など要求レベルの高い顧客の要望にも応える、サーバ事業会社です。

さくらインターネットの強みは、圧倒的なコストパフォーマンス。「より安く。より性能高く」提供することにおいて、同業他社の「どこにも負けない」と同社の舘野正明副社長執行役員も断言します。

例えば2004年にさくらのレンタルサーバの提供を開始した際は、他社よりも2桁割安な料金設定でサービスを設定し、業界を驚かせました。当時これを実現できたのは、ハードウェアにおいてもオペレーションシステムにおいても常識や知名度に囚われない選択を行い、サポートサービスも経営者以下エンジニアが自ら手を動かして提供したからで、大企業が考えるコスト構造とは全く異なるものでした。

「もちろん、他社より圧倒的に価格を下げてサービスを提供するわけですから、売上高や利益は下がります。しかし、その分、多くのユーザーを獲得すればいい。この考え方は創業当時から東証一部に上場した今も変わらず、社員の中にDNAとして受け継がれています」

国内最大級の規模を誇る石狩データセンター

同社を語るときに欠かせない施設が、北海道の石狩データセンターでしょう。

「そもそもデータセンターを自社運営するレンタルサーバ事業者が少ない中、当社は、作った方が安ければ作るという発想で、東京や大阪の都心に位置する都市型データセンターを増設してきました。所有から利用への意識の変化、クラウドコンピューティングへのパラダイムシフトを背景に、2011年に新設したのが石狩データセンターです」

東京ドーム約1.1倍という広大な敷地に最終的には5棟の建物が並ぶ予定で、データセンターとしては国内最大級。暑さに弱いコンピュータのために北海道の冷涼な外気を採り入れる「直接外気冷房方式」を採用し、一般的な都市型データセンターと比べて消費電力を約4割も削減。エネルギー効率も世界最高水準です。

お客様訪問 - さくらインターネット株式会社 様

「クラウドコンピューティングの時代が始まってお客様もリモート利用が当たり前になったこともあり、コストパフォーマンスに優れた郊外型センターが喜ばれるようになりました」

2018年9月、北海道は胆振地方で発生した地震により、全道が大規模停電する非常事態に見舞われました。同センターでも59時間に亘り電力会社からの電力供給がストップしましたが、非常用発電機を順次稼働させることで顧客に通常どおりのサービスを提供することができたそうです。

「データセンターとはどんな時でも24時間365日稼働することが基本ですから。自宅が停電した社員は、家族でデータセンター内の多目的室に避難していました。その間は、有志社員による炊き出しも行い、温かい食事も提供していました」

「働きやすい」環境が人材の採用・継続に寄与

「働きやすい」環境を提供し、社員が「働きがい」を追求する働き方の制度も充実しています。その背景には、同社の田中社長の「社員の“働きがい”はプライベートにも関連するため会社がすべて提供することはできないが、“働きやすさ”は会社が100%実現できる」という考えがベースにあるといいます。

制度の内容は、10分単位で勤務時間をスライドできる「フレックス」、業務が完了していれば定時の30分前に退社できる「ショート30」、残業代20時間分を先払いする「タイムマネジメント」など。いずれも上司による許可制ではなく、社員の自己申告により制度の利用が可能です。これは「どんなに制度を整えても社員が利用できなければ意味がない」と、「利用しやすさ」に配慮した結果です。

さらに女性社員の育休取得率・復帰率はいずれも100%。育休前の部署とポジションに戻れることが保証されているため、出産後も安心して仕事を続けることができます。特筆すべきは男性社員の育児休暇取得率50%以上という数値でしょう。厚生労働省調査による平均値6.16%(2018年度)を上回ります。

「こうした企業姿勢のためか、当社は社員の紹介による中途採用が4割以上に及びます。今後も徹底的に社員の働きやすさを追求し、優秀な人材を採用していく計画です」

インターネットの黎明とともに生まれ、常識を覆す発想で発展し続けるさくらインターネット。これからもインターネットに軸足を置き、圧倒的リソースを求める顧客のニーズに応え続けていきます。

NECネクサソリューションズ営業担当の一言

積極的に新しいものにチャレンジする姿勢に感銘

さくらインターネット様の社員の方に接すると、新しいもの、ことに対し積極的にチャレンジしようとする姿勢に感銘を受けます。今後もさくらインターネット様のビジネスに貢献できる情報提供、ご提案を心掛けてまいります。

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会  社  名 さくらインターネット株式会社(SAKURA internet Inc.)
本     社 大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 35F
創     業 1996年12月23日
資  本  金 22億5,692万円
従 業 員 数 連結652名(2019年3月末)
事     業 インターネットへの接続サービスの提供
        インターネットでのサーバの設置およびその管理業務
        インターネットを利用した各種情報提供サービス業務
        電気通信事業法に基づく電気通信事業
        マルチメディアの企画ならびに製作・販売
        インターネットに関するコンサルティング
        コンピュータソフトウェアの企画・開発およびその販売
        コンピュータおよびその周辺機器の製作および販売・保守
        不動産の賃貸および管理
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