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事件や事故を起こさないよう、できる限りの対策をしておきたい。しかし、やり
すぎると費用がかさみ従業員も「規則が厳しすぎる」とうんざり顔…。
日々対策に追われている方にとって、リスク管理の業務では、従業員の不平
不満との板ばさみに陥りやすいものです。会社のために努力しても、それが
報われずに徒労感を覚えることもあるでしょう。
しかし、リスク管理を事故・事件の抑制や回避のための対策としてではなく、
会社全体の視点から捉え直すと、どうでしょうか。
企業活動には、天災なども含めて様々なリスクがあり、どの会社にも「リスク
管理」が求められます。自社に必要な「リスク管理」のあり方を考え、そのなか
で人ができることは何か、システムでできることは何かを考え、実行していく―
―情報システム部門は「リスク管理」をもっと戦略的に考え、成功させるカギを
握っているのです。
経営陣と情報システム部門は「リスク管理」についての共通認識を持ち、連携を
深めていくことが大切です。その結果、人とシステムとによるリスク管理対策が「従業員を守るため」のしくみとして
機能し、社内へもスムーズに浸透していくことでしょう。
ただ、「リスク管理」はやり方を間違えると従業員を規則で縛りモチベーションを下げてしまうこともあります。失敗せずに会社を良い方向へ導くにはどんなことに気をつければ良いのでしょうか。
本冊子は、経営視点から「リスク管理」のあり方を整理し、システムが役立つ分野について、情報セキュリティ・事業継続支援・内部統制支援の観点から、対策を具体的に解説しています。
経営層と情報システム部門の双方でご利用いただける内容です。