マネージドVPNとは|VPNのメリットやマネージドVPNの事例を紹介

マネージドVPNとは|VPNのメリットやマネージドVPNの事例を紹介

マネージドVPNは導入から運用まで業者が請け負うため、複雑な設定や運用の手間なくVPNを導入できます。オフィス間やリモートアクセスの手段として欠かせない存在となった一方、導入や運用の難しさが課題だったVPNの問題を解決します。本記事では、そんなマネージドVPNのメリット・デメリットや、各社での導入事例を紹介します。

目次

マネージドVPNとは

マネージドVPNとは、インターネットVPNの導入から構築、管理、運用までを1つの事業者が請け負う企業向けVPNサービスの形態です。企業は自社内に専用の設備や人員を確保する必要がなく、容易に高度なマネージドVPNを導入することができます。また、インターネットVPNが持つ専用線ネットワークに対するコストメリットを維持することができます。

マネージドVPNソリューションは、拡張性や柔軟性の面で、企業に多くのメリットをもたらします。また、VPNとその関連サービスのセットアップとプロビジョニングは、プロバイダーの中央サイトで行われるため、ユーザーはローカルでハードウェアやソフトウェアの維持や管理を心配する必要がありません。このため、ネットワークのランニングコストを大幅に削減することができます。複雑なネットワーク要件を持つ企業にとって、マネージドVPNのコストメリットは、最高レベルのパフォーマンスと信頼性と共に、特に大きなものとなります。

インターネットVPNとは

インターネットVPNは、すでにあるインターネット回線を利用する方法であり、費用と時間を大幅に節約することができます。そもそもインターネットVPNはIP-VPNの前に使われていた技術なのですが、当初はあまり普及しませんでした。その主な理由は、通信品質です。しかし近年、ブロードバンドインターネット接続の導入により、環境が飛躍的に改善されました。インターネットVPNの最大の弱点であった通信品質が大幅に改善され、普及の基盤が整ったのです。

そもそもVPNとは何か

VPNとはVirtual Private Networkの頭文字をとったもので、仮想私設ネットワークのことを意味します。VPNは、インターネット上に仮想的な専用経路を作ることで、プライベートな環境で情報のやり取りができる仕組みで、送信する情報はすべて複雑に暗号化されているため、たとえハッキングされても解読される危険性は大幅に低くなります。セキュリティの面でも安心と言われており、機密情報や個人情報を含むデータの送受信に有効な手段です。

近年、さまざまなアプリケーションの登場により、情報を扱う手段は多様化しています。VPNは幅広い情報サービスに対応できるのが特長で、セキュリティの堅牢性に加え、これまでの電子メールの暗号化やSSLの利用などのセキュリティ対策をより広く活用できる強みを持っています。

VPNのメリット

VPNの主なメリットを3つ紹介します。

  • どこからでも通信が可能
  • 通信を暗号化できる
  • 拠点間通信によって業務が効率化

ここからは、VPNの3つのメリットについて詳しく解説していきます。

どこからでも通信が可能

VPNは、2地点間で安全かつ信頼性の高いデータ接続を実現し、ファイルやデータの安全な転送ができます。パソコンだけでなくモバイル端末からのアクセスも可能で、遠隔地からでも安全かつスピーディーな通信環境を実現し、さまざまなワークスタイルに対応可能です。自宅や外出先など、物理的にオフィスから離れた場所でも安全に仕事をすることができます。

また、VPNを利用することで、共有ネットワークにおけるデバイスごとの制限を回避することができ、複数のデバイスからさまざまなサーバのデータへアクセスも可能です。これにより、ユーザーは複数の場所から迅速かつ安全にデータにアクセスし、オンラインサービスを利用することができるため、ワークフローの改善に貢献します。

VPNは企業にとって、悪意のある活動から従業員および従業員が持つデジタルデータの安全を確保する最適な方法です。

通信を暗号化できる

VPNは企業にとって、悪意のある活動から従業員および従業員が持つデジタルデータの安全を確保する最適な方法です。セトンネリング技術や通信情報の暗号化など、セキュリティに配慮したネットワーク構造になっています。これにより、外部から会社のサーバーやシステムへ安全にアクセスすることが可能です。

2つ以上のネットワーク間の安全な接続を保証し、機密データを保護するVPNは、機密情報を守りながら作業効率を高めるのに必須の技術だといえます。

拠点間通信によって業務が効率化

VPNは、自社と拠点間の通信しかできない専用線とは異なり、拠点間でも安全に通信することができます。また、工事費や維持費がかかる専用線とは違い仮想的なネットワークを利用するため、運用コストを抑えることができます。さらに、ルータも安価なものが多く、イニシャルコストを抑えるのにも有効です。特に複数のオフィスを持つ企業にとって、費用対効果の高い経営手法となり得るでしょう。


また、インターネットに接続できる環境であれば、どこからでも安全に通信を行うことができるのも、専用線を利用したVPNのメリットです。そのため、異なる場所にある複数の拠点と連絡を取り合う必要がある企業や、スタッフがリモートで仕事をする企業に最適です。

VPNのデメリット

VPNの種類によっては、セキュリティレベルに差があり、情報漏洩のリスクが全くないとはいえません。VPNの初期設定を誤ると、DNSやIPといった情報の漏えいにつながる可能性があります。セキュリティを意識しながら設定を行いましょう。

またVPNの中でも、公衆回線を利用するインターネットVPNは、通信速度が一定ではないというデメリットがあります。時間帯によって変動するため、多くの人が回線を使うような特定の時間帯になると通信速度が大きく低下するケースがあるのです。

さらに、VPN導入する製品によってはコストが高くなることにも注意が必要です。多様な機能を搭載しているものもありますが、機能が多いからといって、必ずしも利便性が高いとは限りません。実際には使いこなせない機能が多く、コストばかりかさんでしまっては無駄が生じることになります。自社に必要なネットワーク構成を事前に把握することが重要です。

おすすめのマネージドVPNはNECのマネージドVPN

NECのインターネット VPN サービス「Clovernet Standard」は、導入前の相談から運用後の保守、監視に至るまでワンストップで提供するサービスです。インターネットVPN市場において13年連続で回線シェア第1位をとるなど実績ある確立されたサービスを提供するほか、安心と信頼のNECグループがVPNの設計・構築・運用をしっかりとサポートしてくれ、「見えないコスト」を削減できます。

24時間365日の監視・保守料も月額サービス基本料金に含まれているだけでなく、IPv6にも対応した高品質VPNルータのレンタル費用も月額料金内のため、ネットワーク構築を低コストに抑えたい企業には特におすすめです。

まとめ

本記事ではマネージドVPNがどのようなものなのか解説してきました。マネージドVPNサービスの活用によって企業は自社内に専用の設備や人員を確保しなくても、VPN環境を構築・運用できるすることができます。

マネージドVPNを検討の際は、インターネットVPNサービス市場13年連続No.1の「Clovernet Standard」をぜひご検討ください。