プレスリリース 2003年
独立行政法人関連の新基準に準拠した
「独立行政法人向け財務会計システム」を販売開始
~短期間かつ柔軟なシステム導入を実現可能~
2003年7月16日
概要
NECネクサソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、社長:松本秀雄)はこのほど、公益法人向けのシステム開発で培ったノウハウをもとに、独立行政法人会計基準および独立行政法人会計基準注解などの新基準に準拠した「独立行政法人向け財務会計システム」の販売を開始することにいたしました。
行政改革の特殊法人の見直しを経て、現在、特殊法人は廃止、民営化、独立行政法人への転換を迫られております。独立行政法人は、国民に対する行政サービスの向上とともに、業務運営の効率化や、独立性を高めるため、1.広範囲な情報を積極的に国民に公表、2.企業会計原則の導入、3.計画と執行の分離、など新たな対応を求められており、新基準に対応したシステム構築が急務となっています。
すでに独立行政法人になった団体や、これから転換を予定している団体の実業務は、非常に多岐にわたっており、その規模も様々です。そのため、NECネクサソリューションズでは、独立行政法人会計基準に対応した財務会計システムをカストマイズ型のベースシステムとして開発し、多様な事業内容に合わせて柔軟にシステムの変更・追加が可能にしました。このような柔軟性の高いシステムにより、独立行政法人向けの財務会計システムの短期間構築を可能にしました。また事業の規模や事業所の有無によりスタンドアロンから各種ネットワーク環境まで対応し、アウトソーシングでの運用管理、導入後の教育サービスなど、サービスインテグレーションのすべてをご提供いたします。
同システムの提供価格は、コアシステムの最小構成でカストマイズを含まずに1000万円~です。出荷開始時期は、本年9月末を予定しています。NECネクサソリューションズでは、今後3年間で、ハードおよびカストマイズを含めて30億円の販売を見込んでおります。
独立行政法人向け「財務会計システム」の特長
1. 独立行政法人会計基準に準拠
国やその機関特有の支出負担行為をはじめとする単式簿記と独立行政法人会計基準に準拠した複式簿記とを融合しました。決裁済みの支出決議書あるいは収入決議書を支払伝票として取り組むことが可能です。
2.カストマイズ型のベースシステム
独立行政法人は、それぞれの業務が根拠法で決まっているなど、業務内容は団体によって全く異なります。その業務にあわせて必要になる書類もさまざまで、本システムでは、ベースとなるシステムを団体の業務内容にあわせて柔軟にカストマイズできるため、開発期間を短縮することが可能です。
3. 法人のサービス拡充へのご提案も可能
財務会計サービスだけでなく、情報開示のためのWebサイト構築やその運営、文書管理、個人情報保護、情報配信ソリューションなど、法人としての事業運営に役立つサービスも多数用意しています。
当社が提供するアウトソーシング体系「NEXSOURCING(ネクサソーシング)」をご利用いただくことにより、財務会計システムのハードウエアからアプリケーションの運用管理、ネットワークの運用管理、Webサイトの運用管理など、すべての業務をアウトソーシングとしてご提供することも可能です。
関連情報
添付資料
独立行政法人向けカストマイズ型ベースシステム 財務会計システム 資料
独立行政法人向けカストマイズ型ベースシステム
財務会計システム
- 事業内容にあわせて、柔軟にシステム変更ができるように設計されたシステムです。
- 独立行政法人会計基準に準拠し、支出負担行為などの現金主義との融合を図りました。
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NECネクサソリューションズ株式会社 官庁事業部 田中、羽鳥、十河
Tel: 03-5730-5111
Tel: 03-5730-5112