ページの先頭です。
サイト内の現在位置を表示しています。
  1. ホーム
  2. ニュース
  3. プレスリリース
  4. 2004年
  5. 記事詳細
ここから本文です。

プレスリリース 2004年

明治製菓の新本社ビルに対する、業務の効率化やワークスタイル変革を実現する

IP電話システムの導入決定について

~お客様対応の充実を目的としたコールセンターシステムもあわせて導入~

2004年5月31日

概要

明治製菓株式会社(本社:東京都中央区、社長:佐藤 尚忠)はこのたび、日本電気株式会社(本社:東京都港区、社長:金杉 明信)およびNECネクサソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、社長:松本 秀雄)と共同で、本年10月に竣工予定の新本社ビルに業務の効率化やワークスタイル変革、創造力強化などを可能とするIP電話システムの導入を決定いたしました。
あわせて、お客様コミュニケーション部の発足を機に菓子・食品・薬品・ヘルスケア商品など、全ての商品分野の問い合わせ対応を一元化し、お客様対応の充実やサービス品質の向上を可能とするコールセンターシステムの導入も決定いたしました。

このたびのIP電話システムでは、国際標準規格のSIP(注)プロトコルに対応したIPテレフォニーサーバ「UNIVERGE(ユニバージュ)SV7000」を採用しており、食品・薬品業界初のSIPサーバを活用したIP電話システム導入となります。

本年11月に明治製菓の新本社ビルに約1000台のIP電話を導入いたします。将来的には、国内の約100拠点に約5000台のIP電話を、全拠点の音声通話を新本社ビルで集中制御する「IPセントレックス方式」で導入する予定であります。これにより、明治製菓では、機器費用・通信費用など年間約4割の費用節減効果を期待しております。

このたび明治製菓の新本社ビルに導入するIP電話システムおよびコールセンターシステムの主な特長は以下の通りであります。

1.音声とデータの統合により、業務の効率化を実現可能

音声とデータの統合を実現することで、以下のような、新しいコミュニケーションが可能となり、業務の効率化やワークスタイルの変革、創造力の強化などを実現することができる。

(1) 電話と電子メールを連携したコミュニケーション

電話・電子メール・音声メールなどの統合を可能とする「ユニファイド・メッセージ・システム」を導入する。これにより、出張先や外出先にいても、自席に電話がかかってきたことを電子メールで通知し、PCで音声メッセージを確認することや、電子メールを読み上げる「テキスト to スピーチ」機能を活用して、携帯電話でメールの内容を確認することが可能となる。

(2) 在席・通話中・不在など、現在状況を活用したコミュニケーション

在席・通話中・外出中・会議中など、相手の現在の状態(プレゼンス情報)を確認可能とする「プレゼンスサーバ」を導入する。これにより、相手の状況や用件の緊急度などに応じて、電話・音声メッセージ・電子メールなど、最適なコミュニケーション手段を選択することが可能となる。

2.「IPセントレックス方式」による国内拠点への拡大を予定

将来的には、国内の約100拠点間を現行のIP-VPNを利用し、「IPセントレックス方式」で約5000台のIP電話を導入する予定である。これにより、人事異動や組織変更などにともなうシステムの設定変更を一元的に実施できるなど、システム運用管理の効率化と拠点の新設・移設などへの柔軟な対応が可能となる。また、ワープロ・表計算などで作成した資料のデータをパソコン上で共有しながら通話し、その場で資料を修正できる「Web会議」の導入を検討するなど、全社的な業務改善やコミュニケーション効率の向上などに本システムを活用していく予定である。

3.お客様対応の充実やサービス品質向上を実現するコールセンターシステムを導入

菓子・食品・薬品・ヘルスケア商品など、全ての商品分野に関する問い合わせに一元的に対応するコールセンターシステムを導入する。本システムでは、電話のみならず、FAXや電子メールでの問い合わせにも対応することを可能としている。
また、お客様からの問い合わせに対して、過去の問い合わせ内容や対応履歴などを参照しながら対応できること、関連部門と連携した対応が可能であることなどから、適切かつ迅速なお客様対応を実現することができる。さらに、お客様の要望・ご意見などを、タイムリーに関連部署やトップマネジメントに展開するとともに、新商品開発やサービス品質の向上に反映するなど、全社規模でお客様の視点に立った取り組みを推進していく。

明治製菓では、「食と健康」に関わるライフサイエンス領域を基盤とし、(1)食料事業、(2)薬品事業、(3)ヘルスケア事業を中核とした事業展開を推進しております。また、お客様の視点に立ってニーズを敏感に感じとり、品質の高い商品とサービスの提供を目指しております。このたびの新本社ビル建設、およびIP電話システム/コールセンターシステムの導入は、こうした事業展開の強化に貢献するものであり、先進的なIT技術を活用して業務の高度化やワークスタイル変革、お客様対応の充実などを実現するものであります。
NECおよびNECネクサソリューションズでは、各種業務・業種向けシステムと通信ネットワークの一体化を図った「IT・ネットワーク統合ソリューション」の提供を通じて、お客様のビジネス革新への貢献を目指しております。本年1月には「NECブロードバンドソリューションセンター」(品川イーストワンタワー)を開設し、同ソリューションの拡販活動を展開しており、明治製菓 新本社ビルへのIP電話システム導入もこうした活動の成果であります。このたびの「UNIVERGE SV7000」の導入実績をふまえ、お客様企業における音声・画像・データを組み合わせた効率的なコミュニケーションの実現、新しいワークスタイルの創造、ネットワーク関連のコスト削減などを推進してまいります。

関連情報

  • (注) SIP:Session Initiation Protocol
    VoIPを応用したインターネット電話などで利用される通話制御プロトコル

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC プロセス・CPGソリューション事業部 第一営業部
Tel: 03-3798-6263

NECネクサソリューションズ ビジネスソリューション事業部
ブロードバンド営業部
Tel: 03-5730-5341

NEC コーポレート・コミュニケーション部 山室
電話:(03)3798-6511
eメール: m-yamamuro@ak.jp.nec.com

明治製菓 お客様コミュニケーション部 IR・広報室 寺田
電話:(03)3273-3355

ページ共通メニューここまで。

ページの先頭へ戻る