プレスリリース 2008年
コンプライアンス確立に必須な原価計算をサポートする
Web型ERPパッケージ「GRANDIT®原価計算アドオンモジュール」を販売開始
2008年1月24日
概要
NECネクサソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:渕上岩雄)は、Web型ERPパッケージ「GRANDIT® (グランディット)原価計算アドオンモジュール」の販売を開始しました。
「GRANDIT原価計算アドオンモジュール」は、マスタ連携、費用実績情報連携、柔軟な配賦基準などにより、原価計算に必要な実データの収集機能をGRANDIT上で提供します。
このモジュールを活用することで、企業の「製品」、「プロジェクト」、「サービス」等の原価適正把握により、貸借対照表、損益計算書に真実の原価を提供し、「原価計算基準※」が要請する「財務諸表作成目的」の達成を実現します。
これにより、企業の販売価格の決定、原価管理、予算統制、経営の意思決定支援のためのベースとなるデータ蓄積が可能となり、企業の活動情報管理とコンプライアンス強化・確立を支援します。
企業は、企業活動における適正利益の確保、内部統制の目的である「財務諸表の信頼性」の確保など、コンプライアンスの確立を求められています。この時、「原価管理」は、大きなテーマであり、それを行うために様々な原価計算方法が確立されていますが、NECネクサソリューションズでは、「財務諸表作成目的」のための原価計算を柔軟、且つ正確に行うことが大前提であると考えています。
そこで、これまでのSI構築の経験を活かし、GRANDIT標準モジュールと連携した「GRANDIT原価計算アドオンモジュール」を独自に開発致しました。中堅企業マーケットに対し、正確かつ迅速な原価把握をサポートするGRANDIT付加価値向上のツールとして、積極的に提案してまいります。
- ※「原価計算基準」(S37年11月)(企業会計審議会)
企業の出資者、債権者、経営者等のために、過去の一定期間における損益ならびに期末における財政状態を財務諸表に表示するために必要な真実の原価を集計すること。
提供機能範囲
工程別組別総合原価計算 品目別計算 | 個別原価計算 プロジェクト別計算 |
||
---|---|---|---|
実際原価計算 | 実際価格 | ○ | ○ |
予定価格 | ○ | ○ | |
標準原価計算 | ○ | - |
予定価格による実際原価計算制度または標準原価計算制度の場合には、実際発生額との間に生ずる差額を把握し計算する原価差異計算機能を提供します。
「原価計算アドオンモジュール」の価格は、500万円(税別、SI費を含まない)です。導入には、別途、GRANDIT販売、調達在庫、製造、経理の各モジュールの購入が必要です。
NECネクサソリューションズでは、今後3年間で約30本の販売を見込んでいます。
下記、本プレスリリースへの賛同文をいただいております。
インフォベック株式会社 取締役 山口 俊昌
このたびNECネクサソリューションズ株式会社殿が販売を開始する「GRANDIT原価計算アドオンモジュール」は、「GRANDIT®」標準モジュールの機能を強化するものです。
「GRANDIT®」は販売開始後約3年で1000サイトを超える導入実績があります。「GRANDIT原価計算アドオンモジュール」の登場により、「GRANDIT®」の導入が、これまでにも増して加速されるものと確信しております。
GRANDITに関するお知らせ
GRANDITに関するホームページはこちらです。(1月24日内容改訂)
下記の通りGRANDITのセミナーを行います。
お問い合わせ先:エンタープライズソリューション第二事業部
第三営業部 井澤 03-5730-5145
1.「GRANDIT次世代生産管理セミナー」
「見込生産」「BTO生産」「受注生産」をフレキシブルにサポートするWEB型ERP『GRANDIT』生産管理アドオンモジュールのご紹介他
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日時
2008年2月12日開催 14時30分~
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場所
Walk In Solution Center 東京
2.「GRANDIT産業用電気機器卸様向けセミナー」
「産業用電気機器の卸売業」様に特化した、業界特有の課題解決を目指した「産業用電気機器卸業種モデル」のご紹介他
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日時
2008年3月12日開催 14時30分~
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場所
Walk In Solution Center 東京
関連情報
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NECネクサソリューションズ
第二マーケット事業本部 ソリューション推進部 坂元、安藤
Tel: 03-5730-5185