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プレスリリース 2008年

セキュリティインシデントへの対応を強化するため、

日本シーサート協議会に加盟

2008年11月4日

概要

NECネクサソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:渕上岩雄、以下、NECネクサソリューションズ)はこのほど、日本シーサート協議会(*1)に加盟しました。

NECネクサソリューションズでは、お客様システムにおいて発生するセキュリティインシデントに対応すべく、技術的な支援を実施するCSIRT(*2)組織「セキュリティテクニカルセンター」を2006年4月より設置しておりましたが、日本シーサート協議会に加盟することで、国内の他CSIRTとの情報共有、連携により、セキュリティインシデントのゼロフォールト化(*3)、未然に防止するための啓蒙活動をさらに強化してまいります。

昨今の、インターネットの普及、およびITへの依存度向上から、コンピュータやネットワークの脅威となる犯罪や、攻撃手法は巧妙かつ複雑になり、リスクも大幅に高まっています。
特に、攻撃を検知する仕組みを回避する隠ぺい技術の向上、複雑な攻撃パターンを自動化する技術の進歩は著しく、また社会的にノウハウを共有することが難しい標的型攻撃などの存在があります。
さらに攻撃が単なる愉快犯的な行為から、経済的利益を目的とした犯行へと移り変わっていることで、その手法も今後さらに高度化、複雑化し、問題の把握がより難しくなる傾向にあります。

NECネクサソリューションズでは、こういった脅威に対し品質保証の枠組みの中で、セキュリティに関するチェックを強化し、脆弱性を排除する活動を継続的に行っております。また、運用も含めたシステム全体において、対策が不十分な箇所にセキュリティインシデントが発生してしまう状況を、組織的に制御していかなければなりません。
「セキュリティテクニカルセンター」は、高度化する様々なセキュリティインシデントに対し、初期調査から被害範囲特定、サービス復旧までの一連のノウハウを保有するCSIRT組織として、またCSIRT活動を通して得た経験を活かし、社内外問わず技術者育成を行っています。

NECネクサソリューションズは、今後もお客様に安心して使っていただけるコンピュータシステムを導入し、またセキュリティインシデントを未然に防ぐための全社的な取り組みをより一層推進してまいります。

  • *1:日本シーサート協議会
    HIRT(株式会社日立製作所)、IIJ-SECT(株式会社インターネットイニシアティブ)、JPCERT/CC(有限責任中間法人 JPCERT コーディネーションセンター)、JSOC(株式会社ラック)、NTT-CERT(日本電信電話株式会社)、SBB-SIRT(ソフトバンクBB株式会社)が発起人となって設立され、日本で活動するシーサート間の情報共有および連携を図るとともに、組織内シーサート設立を促進、支援し、脅威情報の共有促進、セキュリティインシデントを未然に防ぐための活動を行う組織です。
    http://www.nca.gr.jp/
  • *2:CSIRT(Computer Security Incident Response Team
    コンピュータセキュリティにかかるインシデントに対処するための組織の総称です。インシデント関連情報、脆弱性情報、攻撃予兆情報を常に収集、分析し、対応方針や手順の策定などの活動をします。
  • *3:ゼロフォールト
    発生したセキュリティインシデントに対して、最少の時間とコストで、理想的とされる対処行動を速やかに遂行しつつ、組織的問題解決までを図る一連のプロセスにおいて、判断ミスや調査不備などを原因とする二次的問題を発生させないこと。

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NECネクサソリューションズ セキュリティテクニカルセンター 小峰、中西
Tel: 03-5730-5204

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