プレスリリース 2014年

NECネクサソリューションズ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役執行役員社長：鈴木良隆）は、クラウド対応自動組版統合ソリューション「SUPER DIGITORIAL（スーパーデジトリアル）/CMS」を本日から販売開始します。
本ソリューションは、「CMS（コンテンツ管理システム）」と「マッピングツール（自動組版ツール）」を統合し、印刷・出版・新聞業及び製造業におけるカタログなどの制作担当者向けに、クライアント（発注者）との原稿・素材データの共有や、書籍やカタログ組版の自動化、スマートフォンやタブレット端末向けのクロスメディア対応などを可能とします。

昨今、印刷・出版・新聞業及び製造業では、紙媒体だけでなく電子媒体も考慮したビジネスモデルへの転換が加速しています。同時に、制作コストの削減とスピード化が求められています。そこで、当社はインターネット上での情報共有・クラウドでのWebビジネスに対応する目的で本ソリューションの販売を開始します。

印刷・出版・新聞業及び製造業をターゲットに、以下を可能にします。

• コンテンツ管理システムによる業務効率化
• クラウド活用によるデータ共有やコンテンツ検索
• 自動組版システムによる制作コストの削減

• SUPER DIGITORIAL/CMS：210万円～（税別）
• マッピングツール：180万円（税別）
• SUPER DIGITORIAL/CMSとマッピングツールのセット：360万円～（税別）

今後3年間で、25セットの販売を目指します。

1. コンテンツ管理システムによる制作フローを提供

コンテンツ管理システムの印刷ポータルサイト機能により、制作担当者とクライアントとの原稿・素材データなどの共有が可能な制作フローを提供。これにより、入稿や校正、素材の管理など、クライアントとの共同作業をスムーズに実現し、業務を効率化。

2. コンテンツ管理をクラウドで実現

初期導入時に自社運用しているコンテンツ管理をクラウド環境へスムーズに移行可能とし、データ入稿やコンテンツ管理をクラウド上で実現。クラウド環境を利用することで、データ共有やコンテンツ検索など、新たなサービスが提供可能。

3. 自動組版システムを短期間で導入、制作コストを削減

ノンプログラミングでのカスタマイズにより、様々な制作物の自動組版システムを短期間で導入可能。これにより、自社における制作物単位でのシステム構築により発生していた手間を省力化。また、クラウド上で共有した素材データを利用し、制作物を自動作成することにより制作コストを削減。

4. ワンソースからクロスメディアに対応

制作したコンテンツは、印刷・電子出版・Web・スマートデバイスなど、ワンソースで様々なメディアに対応した出力データを生成。

NECネクサソリューションズは、今後、印刷・出版・新聞業及び製造業におけるカタログの制作など様々な業種での出版制作効率化・Web展開に向けたシステムを拡充していきます。


NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率的・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を誘導し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

以上

• SUPER DIGITORIAL/CMS
  クライアントとのデータ共有、一元管理および製作物の自動化システム

• マッピングツール
  DBと組版イメージとのデータマッピングツール

NECネクサソリューションズ株式会社
装置ソリューション事業部
黒臼
Tel: 03-5730-5152