会議の自動翻訳におすすめのツール19選!導入するメリットや選び方のポイントも解説

会議の自動翻訳におすすめのツール19選!導入するメリットや選び方のポイントも解説

海外の人とでもリアルタイムでやり取りができる会議の自動翻訳は、ビジネスチャンスを広げるきっかけとなります。しかし、どの自動翻訳を使用すればいいのか、それぞれ違いはあるのかなど、自動翻訳のツール選びで悩んでいる方は多いでしょう。

そこで、今回は会議の自動翻訳におすすめのツールや、使用時の注意点などを詳しく説明します。

目次

会議の自動翻訳におすすめのツール19選

会議の自動翻訳におすすめのツール19選

会議の自動翻訳にはさまざまな種類がありますが、今回はその中でも19個のツールをピックアップして紹介します。機能や無料トライアルの有無などを比較しているので、ぜひ参考にしてください。

ツール名 Clovernet 多言語対訳支援サービス Minutz UDトーク リアルタイム翻訳ツール オンヤク ZMEETING ドコツーAI Real Time Translator ポケトーク for BUSINESS 同時通訳 VoiceApp Wordly Speech Translation AI GIJIROKU Notta T-4OO Mirai Translator Papago DeepL翻訳 COTOHA Translator
提供会社 NECネクサソリューションズ株式会社 株式会社 ObotAI Shamrock Records株式会社 フェアユース株式会社 株式会社ロゼッタ Hmcomm株式会社 株式会社 スマートボックス 木村情報技術株式会社 ポケトーク株式会社 VoiceApp株式会社 三井情報株式会社 マイクロソフト 株式会社オルツ Notta株式会社 株式会社ロゼッタ 株式会社みらい翻訳 ネイバー株式会社 DeepL SE NTTコミュニケーションズ株式会社
翻訳種別 音声 音声 音声 音声 音声 音声 音声 音声 音声 音声 音声 音声 音声 音声 テキスト・文書ファイル テキスト・文書ファイル テキスト・文書ファイル テキスト・文書ファイル テキスト・文書ファイル
無料トライアル
最低利用期間 1ヶ月 明記なし 12ヶ月 明記なし 12ヶ月 12ヶ月 1ヶ月 明記なし 12ヶ月 明記なし 明記なし 明記なし 1ヶ月 1ヶ月 12ヶ月 12ヶ月 明記なし 1ヶ月 サービスご利用開始月から11暦月後の月の1日まで
セキュリティ ◯(データの保存・二次利用なし) 明記なし 明記なし 明記なし 明記なし 明記なし 明記なし 明記なし 明記なし

※2024年2月時点の内容となります。最新情報は各社HPよりご確認ください。

Clovernet 多言語対訳支援サービス

Clovernet 多言語対訳支援サービス

※画像引用元:Clovernet 多言語対訳支援サービス
サービス名 Clovernet 多言語対訳支援サービス
対応言語数 30言語以上
翻訳種別 音声
無料トライアル
月額費用 25,000円~

使用言語が異なる音声をリアルタイムでそれぞれの言語に翻訳し、テキスト表示する音声翻訳サービスです。外国人とのWeb会議や対面の研修など、様々なシーンで、言語や場所に縛られない円滑なコミュニケーションを支援します。3言語間の翻訳にも対応しています。またセキュリティ対策(データ保存・二次利用なし)もしっかり考慮されているため、安心してご利用いただけるクラウドサービスです。ユーザー数無制限で実際に翻訳を行った合計利用時間に応じて料金プランを選択するため、小規模から全社導入まで効率的にご利用いただけます。

Minutz

Minutz

※画像引用元:Minutz
サービス名 Minutz
対応言語数 100言語以上
翻訳種別 音声
無料トライアル
月額費用 50,000円~

ObotAI独自の翻訳エンジンを搭載しているため、まるで人がそのまま翻訳したかのような自然体の文章を生成します。Web会議の内容を100言語以上へ自動翻訳し、AIが自動で文字起こしを行うサービスです。会議内容は多言語での議事録としてダウンロードも可能です。Web会議活用によるコミュニケーションの円滑化とともに、企業の国際化・多様化対応を実現いたします。

UDトーク

UDトーク

※画像引用元:UDトーク
サービス名 UDトーク
対応言語数 150言語以上
翻訳種別 音声
無料トライアル
月額費用 無料~67,000円

円滑なコミュニケーションへの支援を目的としているため、オンライン会議での仕様はもちろん、日常でも気軽に利用できる機能が備わっています。スマホやタブレット端末などマルチデバイスに対応しているので、場所を選ばずに利用できるのも大きなメリットです。また、無料で使用できるプランから、コンパクトプラン、法人向けプラン、教育機関向けプランなどさまざまなプランも用意されています。

リアルタイム翻訳ツール

リアルタイム翻訳ツール

※画像引用元:リアルタイム翻訳ツール
サービス名 リアルタイム翻訳ツール
対応言語数 110言語以上
翻訳種別 音声
無料トライアル
月額費用 要問合せ

Microsoft Teamsとの相性が良い自動翻訳ツールです。Microsoft Teamsだけでなく、ZoomやWebexなどさまざまなオンライン会議ツールに対応しており、Teams版・Web版・Desktop版と利用環境も幅広く揃っています。導入をスムーズに行うことはできますが、オンラインセミナーの受講が必須なのですぐに利用したい方は余裕を持っての申し込みがおすすめです。

オンヤク

オンヤク

※画像引用元:オンヤク
サービス名 オンヤク
対応言語数 100言語以上
翻訳種別 音声
無料トライアル
月額費用 75,000円~

あらかじめ会話の内容に応じた分野を設定することで、より正確な翻訳が実現できるツールです。さまざまなビジネスシーンはもちろんのこと、専門的な会話内容やニッチな外国語に対してもリアルタイムで翻訳できます。また、マルチデバイスに対応しているほか、複数人が同時に喋ったとしてもしっかりと認識し区別して翻訳してくれるので、誰が何を喋ったのか分からなくなることはありません。

ZMEETING

ZMEETING

※画像引用元:ZMEETING
サービス名 ZMEETING
対応言語数 5言語以上
翻訳種別 音声
無料トライアル
月額費用 要問合せ

会議の参加者ごとに言語が設定できる「多言語翻訳」や余計な言葉をカットする「フィラー機能」など、オンライン会議を円滑に進める機能がたくさん備わっています。Web会議とオフライン会議の両方に対応でき、Zoomとの連携も可能なので手間をかけることなくオンライン会議が実施できます。ビジネスや日常など、さまざまなシーンで活用されているツールです。

ドコツーAI

ドコツーAI

※画像引用元:ドコツーAI
サービス名 ドコツーAI
対応言語数 16言語以上
翻訳種別 音声
無料トライアル
月額費用 要問合せ

NICT(情報通信研究機関)の翻訳エンジンを使用しているため、高性能AIを使用した翻訳が可能です。会議のホストだけがアプリをインストールすれば、他の参加者はアプリをダウンロードする必要はありません。また、アプリ内で作成したQRコードを読み取ってもらえば、ゲストとして会議に参加できるというメリットもあります。ツールの煩わしい操作が苦手な方におすすめです。

Real Time Translator

Real Time Translator

※画像引用元:Real Time Translator
サービス名 Real Time Translator
対応言語数 100言語以上
翻訳種別 音声
無料トライアル
月額費用 要問合せ

バリアフリーな会議の実現がコンセプトになっていることから、ユーザーによって使いやすい作りになっている点が特徴です。Web版、デスクトップ版、Teams版の3つのパターンを選択でき、リアルタイム翻訳機能や文字起こし翻訳などの機能が使用できるほか、購入時には細かいヒアリングを行い、最適なプランで契約できます。ただし、トライアル開始前のお打ち合わせが必須なため、使用開始までに時間がかかるという点がデメリットです。

ポケトーク for BUSINESS 同時通訳

ポケトーク for BUSINESS 同時通訳

※画像引用元:ポケトーク for BUSINESS 同時通訳
サービス名 ポケトーク for BUSINESS 同時通訳
対応言語数 10言語を74言語に翻訳
翻訳種別 音声
無料トライアル
月額費用 3,300円~33,000円

言語別に最適な翻訳エンジンを用いる自動翻訳ツールです。精度の高い通訳で評価を得ており、2022年には「日経優秀製品・サービス賞」の最優秀賞を受賞しました。まるで映画のように会議中の画面下部に字幕が表示されるので、スムーズな会話ができますが、この機能を使用するにはソフトウェアのインストールを行わなければなりません。評判がよく、精度の高い翻訳機能を使いたい方におすすめです。

VoiceApp

VoiceApp

※画像引用元:VoiceApp
サービス名 VoiceApp
対応言語数 110言語以上
翻訳種別 音声
無料トライアル
月額費用 要問合せ

Microsoft Teamsを導入している方や企業におすすめの自動翻訳ツールです。Web版だけでなく、Teams版やDesktop版があるので、普段使用している環境やアプリに応じたスムーズな導入が可能です。音声をテキストで保存するため、リアルタイムでの議事録作成がアプリ上ででき、議事録作成の手間を大きく削減できるでしょう。

導入にはトライアル前にオンラインセミナーの受講が必要となります。

Wordly

Wordly

※画像引用元:Wordly
サービス名 Wordly
対応言語数 50言語以上
翻訳種別 音声
無料トライアル
月額費用 要問合せ

AIによるリアルタイム同時翻訳によって、50言語以上への同時通訳を可能にしたツールです。母国語で発言した内容がそのまま自動的に認識・翻訳され、相手の画面に表示されるようになります。Zoomで使用する場合、映画の字幕のような形で表示されるので円滑にコミュニケーションが取れるでしょう。ただし、お互いが母国語で会話し、相互に翻訳が必要な場合は、ブラウザベースのサービスを利用しなければなりません。

Speech Translation

Speech Translation

※画像引用元:Speech Translation
サービス名 Speech Translation
対応言語数 30言語以上
翻訳種別 音声
無料トライアル
月額費用 従量課金制

高品質な会話に翻訳してもらいたいケースやビジネスシーンで活用できる自動翻訳ツールです。翻訳精度が高いので流暢に通訳してくれるほか、初期費用がかからないという点もメリットとなります。ほかの自動翻訳ツールは月額制になっているところがほとんどですが、Speech Translationは時間制になっている点もポイントです。そのため、頻繁に使用しない方や気軽に使いたい方におすすめのツールといえます。

AI GIJIROKU

AI GIJIROKU

※画像引用元:AI GIJIROKU
サービス名 AI GIJIROKU
対応言語数 33言語以上
翻訳種別 音声
無料トライアル
月額費用 1,500円~約200,000円

高性能AIによって、音声認識精度99.8%を誇っています。国際規格ISO27001を取得しているため、プライバシーの保護やセキュリティ面においても安心です。また、各業界の専門用語を認識する「業界別音声認識機能」も付いているので、話者の言葉を認識し話し方の癖をも反映しながら正しく翻訳してくれます。ただし、トライアルを希望する場合はウェビナー参加が必要不可欠です。

Notta

Notta

※画像引用元:Notta
サービス名 Notta
対応言語数 42言語以上
翻訳種別 音声
無料トライアル
月額費用 0円~8,280円、また要相談あり

最新のAIを用いた高精度な文字起こしと強固なセキュリティシステムが特徴です。会議の内容をそのままリアルタイムで文字起こしし、そのまま翻訳する機能が備わっているため、さまざまなビジネスシーンで時間と手間をかけずに資料の作成ができます。また、画面録画・日程調整機能が付いているほか、デバイスを選ばずに翻訳結果の共有も可能です。

T-400

T-400

※画像引用元:T-400
サービス名 T-400
対応言語数 100言語以上
翻訳種別 テキスト・文書ファイル
無料トライアル
月額費用 要問合せ

ロゼッタ独自の機能でプロの通訳者に匹敵するレベルの翻訳精度となっています。高精度な翻訳機能だけでなく、SSLを用いた暗号化通信、国内サーバーでのデータ管理など徹底されており、医薬・化学・IT・機械など2,000以上の専門分野に対応しているのも大きな特徴です。

Mirai Translator

Mirai Translator

※画像引用元:Mirai Translator
サービス名 Mirai Translator
対応言語数 25言語以上
翻訳種別 テキスト・文書ファイル
無料トライアル
月額費用 10,000円~

国際規格ISO27001と27017を取得しているので、高水準のセキュリティ環境で安心して利用できます。パナソニック株式会社や三菱商事株式会社など、日本の大手企業が利用しているほど高品質な翻訳技術も特徴の1つです。外部に流出してはいけない機密文書の翻訳や自動翻訳ツールの導入を検討している大規模な企業におすすめの自動翻訳ツールと言えるでしょう。

Papago

Papago

※画像引用元:Papago
サービス名 Papago
対応言語数 6言語以上
翻訳種別 テキスト・文書ファイル
無料トライアル
月額費用 無料

シンプルな会議の自動翻訳ツールを使いたい方におすすめです。使いやすいシステムや操作になっているので、初めて使用する方でも安心できるでしょう。高い翻訳精度でテキストや音声による音声機能が無料で活用できるのは大きなメリットです。ただし、より細かい機能は使用できない、無料なのでセキュリティ面に不安要素があるというデメリットがあります。

DeepL翻訳

DeepL翻訳

※画像引用元:DeepL翻訳
サービス名 DeepL 翻訳
対応言語数 31言語以上
翻訳種別 テキスト・文書ファイル
無料トライアル
月額費用 無料、または1,000円~6,250円

人間がそのまま翻訳したかのような流暢で自然な翻訳が特徴の自動翻訳ツールです。基本的にはすべて無料で使用できますが、有料版の「DeepL Pro」を利用すれば、翻訳文字数の制限がなくなります。また、ファイルをWeb上にドラッグ&ドロップするだけで翻訳ができるという点も大きな特徴です。無料で精度の高い自動翻訳を試したい方におすすめのツールといえます。

COTOHA Translator

COTOHA Translator

※画像引用元:COTOHA Translator
サービス名 COTOHA Translator
対応言語数 25言語以上
翻訳種別 テキスト・文書ファイル
無料トライアル
月額費用 80,000円

次世代技術といわれている「ニューラル機械翻訳(NMT)を活用したAI翻訳エンジンが特徴の自動翻訳ツールです。NTTグループの日本語解析技術を活用していることもあり、日本人独特の表現もしっかりと認識してくれます。法律事務所と連携しているため、専門的な法律用語もカバーできるほか、不正侵入防止システムなど強固なセキュリティ環境の中で使用できるのもメリットの1つです。

会議をリアルタイムで自動翻訳するメリット

会議をリアルタイムで自動翻訳するメリット

では、会議をリアルタイムで自動翻訳するメリットは何があるのでしょうか。主なメリットは、以下の3点です。

  • スムーズにコミュニケーションを取れる
  • 効率的に議事録の作成ができる
  • ビジネスチャンスの獲得につながる

それぞれのメリットについて、より具体的に説明していきましょう。

スムーズにコミュニケーションを取れる

お互いに違う言語で話をする場合、話者の間に通訳を用意する必要があります。通訳を介してしまうとその分時間がかかってしまったり、意思疎通がうまくできなかったりする可能性があるのです。

しかし、会議の自動翻訳ツールを活用すれば、通訳を介さずにスムーズなやり取りが実現できます。

効率的に議事録の作成ができる

効率的に議事録の作成ができるのも、会議に自動翻訳ツールを導入する大きなメリットです。自動翻訳ツールはただ発言内容を翻訳するだけでなく、リアルタイムでテキスト化してくれます。

議事録は会議に参加できなかった社員へ情報共有をしたり、重要な内容を残したりする際には必要ですので、効率的に作成したい方にも自動翻訳ツールはおすすめです。

ビジネスチャンスの獲得につながる

商談において、相手とうまくコミュニケーションを取り、意思疎通を図ることはとても大切な要素です。相手が何を言っているのか理解できずに戸惑っていると、せっかく訪れたビジネスチャンスを逃してしまう恐れがあります。ビジネスチャンスを獲得するためにも、会議におけるリアルタイム自動翻訳ツールが便利です。

会議で自動翻訳ツールを使うときの注意点

会議で自動翻訳ツールを使うときの注意点

作業効率の向上やビジネスチャンスにつながる自動翻訳ツールですが、使用時の注意点もいくつかあるので、しっかりと押さえておきましょう。

翻訳精度にばらつきがある

会議で自動翻訳ツールを使用する際は、翻訳精度にばらつきがあることを理解しておかなければなりません。たとえば、翻訳したい内容が長く分かりにくい文脈であればあるほど、その翻訳精度が下がってしまいやすい傾向があります。

ただし、自動翻訳に使用されているAIなどの最新技術は現在も進化し続けており、実際にISO認定を有している自動翻訳ツールも登場しているので、翻訳機能に精度を求める場合はクオリティが保証されているツールを選ぶといいでしょう。

セキュリティリスクを考慮した製品を選ぶ必要がある

気軽に使用できるのも自動翻訳ツールを利用するメリットですが、特に個人向けにも展開している翻訳サービスでは、翻訳エンジンの精度向上のために翻訳データを二次利用している場合があり、サービスを利用することで社内の機密情報等が漏えいしてしまう可能性があります。ビジネスで自動翻訳サービスの利用を検討されている場合は、翻訳データを保持せず二次利用も行わないようセキュリティ対策が施されているサービスから選ぶなど適切な選択を行うようにしましょう。

会議で使用する自動翻訳ツールの選び方

会議で使用する自動翻訳ツールの選び方

それでは、会議で使用する自動翻訳ツールの選び方を紹介します。

選び方で押さえておきたいポイントは、以下のとおりです。

  • 使用したい言語に対応しているか
  • 翻訳精度が期待するレベルに達しているか
  • 使用するデバイスに対応しているか
  • セキュリティ対策が施されているか
  • 予算内かどうか

それぞれ具体的にどのようなことなのか、詳しく説明します。

使用したい言語に対応しているか

ツールによって翻訳できる言語が異なるため、使用したい言語に対応しているかを必ず確認してください。いま取引先と使用している言語が使えるかはもちろんのこと、今後使用する可能性のある言語に対応しているかも要チェックです。

さまざまな国の人とやり取りする業種であれば、多言語に対応しているツールを選びましょう。

翻訳精度が期待するレベルに達しているか

前述したように、翻訳精度はツールによって異なります。翻訳精度が低いと意思疎通がうまくいかず、会議がスムーズに進められないなど仕事に支障が出てしまうので注意が必要です。

ビジネスチャンスを確実に得るためにも、翻訳精度の高いツールを選んでください。また、リアルタイムの場合は、翻訳速度も重要なポイントです。翻訳速度が遅いとコミュニケーションにラグが発生しやすくなるため、翻訳速度にも注目して選びましょう。

使用するデバイスに対応しているか

パソコン、スマートフォン、タブレットなど、使用するデバイスに対応しているかもチェックしておきたいポイントです。社内や自宅で会議をすることもあれば、出張先や出先で急なミーティングが入ることもあるでしょう。

いざというときのためにも、さまざまなデバイスに対応しているツールがおすすめです。

セキュリティ対策が施されているか

無料で利用できる個人向けの自動翻訳サービスは、翻訳エンジンの精度向上のために翻訳データを二次利用している場合があり、サービスを利用することで情報漏洩に繋がるリスクがあります。

社内の機密情報等を翻訳サービスに通す必要がある場合などは、万が一のリスクを防ぐためにもセキュリティについて明記しているサービス・製品を選びましょう。

セキュリティ対策を行っているサービスだと、「データの保存なし」、「データの二次利用なし」等が記載されています。

予算内かどうか

使用できる機能やプランによって料金が異なります。毎月使用料を支払うことになるため、予算内に抑えられる金額かどうかもチェックしておきたいポイントです。

ツールによっては利用時間だけでなく利用するユーザー数に応じて課金がされるものや、料金プランごとにセキュリティ対策が異なるなど、様々な料金体系が設定されています。ビジネスで利用する場合は自社の利用規模や利用シーンを考慮した上で、適切なサービスと適切な料金プランを選択することが大切です。

また、無料トライアル期間を設けているツールもあるため、試してみてから本格的な導入を決めるのも1つの方法です。

まとめ

会議の自動翻訳ツールは、会議中の会話をリアルタイムで翻訳してくれる便利なツールです。海外の取引先との商談やミーティングなどで意思疎通がしやすくなり、ビジネスチャンスの獲得につながるというメリットがありますが、ツールによって翻訳精度や使用できるデバイスなどが違うので注意しなければなりません。会議の自動翻訳ツールを選ぶ際は、予算を決めた上で使用目的や使用シーンに合っているかを見極めましょう。

ライター名:ショギョウムジョウ

NECネクサソリューションズでは、音声翻訳サービス「Clovernet 多言語対訳支援サービス」を提供しています。外国人とのWeb会議や対面の研修など、様々なシーンで、言語や場所に縛られない円滑なコミュニケーションを支援します。セキュリティ対策や柔軟な料金体系など、ビジネスでの利用を検討されている企業にとって特におすすめできるサービスです。

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