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IT-BCP策定支援サービス

コンサルティングサービス

効率の良いIT事業継続計画の策定を実現します。

実施内容

効率的なIT事業継続への対策を支援します

IT事業継続への対策を場当たり的に着手すると、コストがかかるばかりでなく、効果が見えにくくなります。

IT-BCP策定支援サービスは、経験と知識に裏付けられたノウハウを持った専門家によるコンサルティングサービスです。対策の優先度が明確になりますので、コストと労力を必要最小限に抑えた計画から、大掛かりな計画まで、効率的な策定が可能になります。
お客様にて既に策定中の事業継続計画がある場合には、計画に対するアドバイスも行っています。

コンサルティングのプロセス

STEP1:事業影響度分析(BIA)

重要業務と、それらの操業に必要な情報システムを特定し、災害・障害時の復旧優先度を決定します。
業務継続のための要件として、各業務の目標復旧時間(RTO)と目標復旧ポイント(RPO)を決定し、それを満たしているかどうかを調査します。

STEP2:リスク分析

事業継続のための要件を満たしていない業務・システムについて、現状のリスクを特定し、対策の優先度を明らかにします。
これにより、IT事業継続計画に盛り込む内容と、物理・技術的対策の導入計画を策定します。

STEP3:IT事業継続計画の文書化

STEP1、STEP2で分析した結果を基に、ITへの被害軽減と復旧に関する計画を「IT事業継続計画」として文書化します。
また、計画の有効性を保つための教育訓練計画や維持改善計画も併せて文書化します。

サービス利用事例
「想定復旧時間は1日のはずが、実際には1ヶ月以上かかる結果に」

A社では全社のネットワークに問題を抱えており、ネットワーク構成を見直すことになりました。
その検討段階で、災害時にも事業が継続できるネットワークが必要との認識に至り、災害対策も併せて検討することにしました。

A社の情報システム部には、独自に立案した災害対策計画書がありました。計画書では、基幹系の情報システムに故障・障害が発生した場合、復旧までに必要な時間は1日と想定していました。

ところが、IT-BCP策定支援サービスの事業影響度分析を実施した結果、A社の想定とは大きなギャップがありました。

まず、サーバ室自体が被災した場合は、復旧までに1ヶ月以上かかるケースがあることが判明しました。
さらに一部のシステムについては、データが復旧できない危険があることも明らかになりました。
この結果を踏まえ、A社では、目標復旧時間を見直すと共に、データのバックアップ方式、サーバや予備機の配置の見直し、バックアップサイトの準備等の対策の検討をスタートしました。

当初の目的だった「ネットワークの再構成」と同時に、IT事業を継続するための仕組みが可視化されたことで、効率的な中期計画を策定することが可能になりました。

成果物

事業影響度分析(BIA)

  • システム復旧時間・復旧ポイント
  • 業務復旧時間・復旧ポイント
  • 目標復旧時間・復旧ポイント

リスク分析

  • リスク分析結果
  • リスク対応計画案

IT-BCP文書化

  • IT事業継続管理規程
  • IT-BCP対策実施計画書
  • IT-BCP教育訓練計画書
  • IT-BCP維持改善計画書
  • IT-BCP緊急時対応計画書

コンサルティングの期間

5ヵ月~

価格

個別にお見積もりいたします。
参考価格:200万円~

関連情報

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