Windows 組版システム EdianWing(エディアンウィング※旧製品)

印刷・出版・新聞業向けソリューション

デジタルプリプレスの生産性を一挙に高める、
PostScript対応の日本語ページレイアウトシステムです。

EdianWingは美しい日本語組版を実現する磨き抜かれた編集機能を備えており、大量かつ複雑な文字と画像の統合編集の高速処理にも威力を発揮。さらに、対話式の優れた操作性とバッチ性能などによる強力な定型処理機能によって、デジタルプリプレスの生産性を一挙に向上させます。

概要図

[図] プリプレスワークフローでのEdianWingの位置付け
プリプレスワークフローでのEdianWingの位置付け

こんなニーズをお持ちの方に適しています

  • プリプレス工程において、生産性を向上したい。
  • 編集作業の自動化やデータベース連動を検討されている方。

特長

優れた日本語組版能力

書籍、雑誌等のページ物から学校教材、論文、シラバス、学参レイアウトまで、さまざまなレイアウトルールが存在する難度の高い組版を効率良く実現します。新聞のための特殊機能にも対応します。

多彩な文字編集機能と自在な制御による大量ページ作成とバッチ処理

最大10000ページの編集作業から、繰り返しパターンが多用される商品カタログなど、データベースと連動させたトリガーコマンドによるバッチ処理機能の活用で非常に効率の良い高速作業を実現します。

PostScript出力環境への最適化

プリプレス業界の標準であるPostScript出力環境に最適化されています。
高機能レイアウトシステムの中で最も早期からの経験の蓄積が、安定した運用を支えています。

Unicode/IVS対応

入力、出力ともオープンなプリプレス標準環境に最適化されています。
文字コードをUnicode/IVSで取り扱うことで、異体字を含むデータの入出力において校正負荷を軽減します。

ユーザー様からいただいたご要望に対応

「文字にこだわった機能強化」を実施しています。内部の文字コードをUnicode化や、フォント周りの一新により、特殊な文字や様々なフォントをご利用いただけます。

機能

Unicode対応

内部の文字コードをJISからUnicodeへ変更し、多言語に対応しました。例えば中国語、韓国語の日本語混在データなど、言語に左右されずに編集可能です。これまでのフォント使用領域を大幅に拡大し、「IPAmj明朝」などの6万字フォントにも対応しました。
また、異体字を含むテキストの外部からの入力が可能になり、データ入力時から字形の特定ができる事から、校正負荷の軽減が見込めます。
索引語や文章内データの設定文字列にも、Unicode文字を入力でき、より編集作業の効率化が図れます。

  • 中国語、韓国語、日本語混在データへの対応
    言語に左右されずにEdianWingで編集可能です(各国語対応のマニュアル、カタログ等)。
  • 異体字を含むテキストの外部からの入力
    データ入力時から字形の特定が可能になり、校正負荷の軽減が見込めます。
[図] Unicode対応

フォント対応/漢字とかな書体の組合せ

Ver6.0以前までは、OpenType、TrueTypeを使用する際、事前にシステム予約(TrueType書体管理)が必要でしたが、Ver7.0からは、新製品のフォントやフリーフォントでもリアルタイムで使用できます。
また、Ver6.0以前までは置換で対応していたかな文字のみの書体変更は、漢字書体とかな書体を組合せた書体を作成できるようになりました。
クライアントからのフォント指定にも柔軟に対応可能です。

  • 使用可能フォントの制約は解消されます。
  • かな書体と漢字の組み合わせを事前に設定することで、一般書体と同様に扱えます。 (かな書体範囲 JIS:0x2421~0x2576 Unicode:0x3040~0x30ff)
[図] フォント対応/漢字とかな書体の組合せ

自動組版機能の強化

自動組版機能である編集スクリプトオプションを更に強化しました。 編集スクリプトオプションによるルール設定により、(1)レイアウト (2)評価 (3)再レイアウトの処理を実現し、より柔軟な自動処理が可能になります。

  • 使用可能フォントの制約は解消されます。
  • かな書体と漢字の組み合わせを事前に設定することで、一般書体と同様に扱えます。
    (かな書体範囲 JIS:0x2421~0x2576 Unicode:0x3040~0x30ff)
[図] 自動組版機能の強化

表組

  • セル部分の増減に応じて表枠が自動リサイズ
  • 浮動表の改段・段末禁則
  • 浮動表の配置の拡充
  • 表枠内文字列を全選択
[図] 表組

クリップボード経由でセルを自動的に作成

Excelなどのタブ区切り形式の文字列を複写し、クリップボード経由でEdianWingの表へ貼込む際、 表の分割セル数にかかわらず、必要な分だけセルが自動的に繰返し作成されます。
基本の属性のセルをひとつだけ作成しておくことで、タブ区切りの数分、自動でセルが作成されます。

[図] クリップボード経由でセルを自動的に作成

その他

  • 熟語ルビ
  • 段頭に配置された場合に改行を無効
  • 連続する浮動枠の段末禁則が有効
[図] その他

制作物別 機能紹介

「EdianWing」は、日本語独特の文字詰めやルビ、その他、きめ細かい組版ルールにより、高品質な紙面をスピーディーに仕上げます。また、多様な表組みを作成できる表組機能、名簿やカラオケ本など複数ページに連続する要覧の紙面も、自由自在に作成し、修正が可能です。

学習参考書では本文と同様に作成できる数式組版機能、新聞紙面では直感的に仕上げる新聞組版機能など、多彩で豊かな組版を実現。さらに、分散作業に不可欠な排他制御を行います。
大量ページの書籍や雑誌からブランケット版の新聞まで、内容や体裁など多種多様な日本語組版のニーズにお応えする「EdianWing」を、お仕事に合わせた制作物別にご紹介いたします。

  • 書籍を制作する
  • 帳票を制作する
  • カタログ・求人誌を制作する
  • 週刊誌を制作する
  • 広報誌を制作する
  • 約款を制作する
  • フリーペーパーを制作する
  • チラシを制作する
  • 数式を制作する
  • シラバスを制作する
  • 新聞を制作する
  • 名簿を制作する

詳細は資料ダウンロードからご覧ください。

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