SC-SaaS
導入事例株式会社関西都市居住サービス 様

ショッピングセンターごとに異なる売上管理・売上精算システムが間接業務増大の原因に

ショッピングセンター エコールでは、日次・月次で行う各テナントの売上管理・売上精算に専用システムを利用していましたが、既存システムに起因する2つの課題が発生していました。1つは業務の標準化です。施設ごとに異なるシステムを利用しており、売上管理・売上精算の業務プロセスが施設により異なるため、従業員は別の施設に異動するたびその施設の売上管理・売上精算のやり方を習得する必要があり、非効率が発生していました。もう1つはシステム運用負担の軽減です。既存システムはクライアント/サーバ型のため、サーバ保守期間満了に伴う定期的なサーバ入れ替えが必要であり、担当者は不慣れなベンダーとの調整・交渉や調達業務を行わなければなりませんでした。SC業界は深刻な人手不足に直面しており、同社においても従業員の負担軽減や働きやすさの向上は喫緊の課題でした。

売上管理・売上精算における間接業務を大幅に削減
オプション機能の利用で振込通知書/請求書の一斉メール配信も実現

日次業務は、売上情報が翌日には自動でSC-SaaSに反映されるため、処理業務がスピーディーになりました。月次業務は、SC-SaaSの「精算書/請求書Web通知オプション」を利用することで振込通知書の電子化を実現し、従来の作業がかなり削減できました。SC-SaaS導入後、データ入力や郵送などの事務作業が大きく削減されました。システムがクラウド型になったことで、サーバ入れ替えなどのシステム運用業務がなくなり、各担当者のPCで、いつでも好きな時にシステムを利用できるので業務処理がスムーズになり、ユーザーの利便性も向上しました。さらに、インボイス対応および業務効率化を推進するため、固定賃料の請求書発行が可能になる「請求管理オプション」を利用し、請求書フォーマットの統一と、請求書発行作業の自動化・効率化を提案しました。同社の請求書フォーマットは適格請求書の要件を満たす形で統一され、また、請求書発行はExcelによる手作業での発行から一括発行へ、請求書送付は郵送から一斉メール配信へと変わりました。毎月多大な工数をかけて行っていた400件近くの請求書発行および送付業務が劇的に効率化しました。