サイト内の現在位置
Blue Prism
RPAツールをUiPathからBlue Prismへ移行。ランニングコストの低減とともにロボットの集中管理による品質向上を実現
- 業種:
- 化学
- 従業員数:
- 1001~5000名
事例の詳細
導入前の背景や課題
ロボット運用時のエラー率やライセンスコストの増大が大きな問題に
ポリプラスチックス株式会社では、2015年度から経営課題の解決に向けた全社プロジェクトを発足させ、RPA導入プロジェクトをスタートさせました。 UiPathを採用し、付加価値の高い業務にリソースを回せるようになるなど、RPA文化醸成の成功事例として高い導入効果を得られました。 ところが、稼動から1年ほど経った頃から、徐々に問題が顕在化していきました。
1つ目は、現場ユーザー主導で開発を進める中で、ロボット品質の低下が顕著になったことです。2つ目は、ロボットの品質が低下する中で、それを保守するための工数が増加したことです。3つ目は、UiPathのライセンス体系の変更に伴う、ライセンスコストの増加です。早急なRPA移行が必要となりました。
選択のポイント
DXを見据えて集中管理するためにBlue Prismへ移行
「比較検討したRPAツールの中で、Blue Prismのライセンス費用が一番リーズナブルでした。 それだけでなく、Blue Prismによりロボットの集中管理が可能になるため、全社レベルで統一的に運用することで、ロボットの品質向上が図れます。UiPath利用当時は、現場担当者が自身のPCでロボットを操作していましたが、PC上でロボットを動かしている間は他の作業が行えないのが課題でした。ですが、サーバ実行型に変わることでその問題が解消できる点に大きなメリットを感じました」 と担当者は語ります。
2020年11月にRPAシステムの大規模移行プロジェクトを開始。100台ものロボットを移行させるうえで、パートナーとして選定したのがNECネクサソリューションズでした。パートナーとして選んだポイントとして、「Blue Prism社から技術力を裏付けるアワードや認定を受けていたこと、提案内容が具体的で移行イメージを描きやすかったこと、当社側の要望に対し親身になって対応してくれたことなどが挙げられます」と語っています。
導入後の成果
DXに貢献する高度なロボットが増加。管理を効率化しエラー率が低下
中央管理体制の整備とBlue Prismへの移行によって、以下の3つの効果がありました。
1つ目が業務変革に貢献する高度なロボットが増加。Blue Prismへの移行後は、マクロ連携のロボットに加え、業務システム間の連携を実現したものや、内部統制上の問題で手入力を避けたい処理を自動化したものなど、高度なロボットも増えてきました。
2つ目が、ロボットの管理やメンテナンス作業の大幅な削減です。例えば、従来のロボットでは、PCのブラウザやOSに変更が生じた場合、変更のたびに個別にロボットを修正する必要がありましたが、移行後は、同じタイミングで一括して自動修正できるようになり、メンテナンス作業を大幅に削減できました。
3つ目が、ロボットの品質が向上したことにより、エラー率が大幅に低下したことです。それに伴い、エラーに関する現場ユーザーからの問い合わせも大幅に減少しました。
お客様プロフィール
ポリプラスチックス株式会社
所在地 | 東京都港区港南二丁目18番1号 JR品川イーストビル |
---|---|
代表者 | 塩飽 俊雄 |
資本金 | 30億円 |
設立 | 1964年5月 |
概要 | 機械的強度、耐熱性、耐薬品性などに優れた高機能樹脂である「エンジニアリング・プラスチック」(エンプラ)を中心に、各種ポリマーおよびプラスチック等の研究開発・製造販売を手掛ける化学メーカー。 |
URL | https://www.polyplastics-global.com/jp/ |
2022年2月現在
本事例の詳細をダウンロード
「導入前の課題」「このソリューションを採用した理由」「導入に向けたポイント」などノウハウがたくさん詰まったリーフレット(PDF)がダウンロードいただけます。
他の事例を探す
クラウド業務自動化ソリューションでビジネススピードを向上RPAを導入して煩雑な伝票処理を自動化
- 業種:
-
- 小売・SC
- 製品:
-
- Robot as a Service
intra-martがOCRとRPAをつなぎ3割近くの業務負荷軽減FAX注文書の自動取り込みから納期自動回答を実現
- 業種:
-
- 化学・素材業向け
- 製品:
-
- intra-mart
関連ソリューション
本事例に関するお問い合わせはこちらから