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アインシュタインの名言から…失敗のすすめ

●間違いを犯した事の無い人というのは、何も新しいことをしていない人のことだ。ーーーアインシュタイン

転ぶのは恥ではない。転んだままでいるのが恥なのだ。 ーーードイツのことわざ
ミスを犯さない人間には、何もできない。 ーーーイギリスのことわざ

ただし…

●問題が生じたときと同じ考え方をしていたら解決はできない。ーーーアインシュタイン

アインシュタインの言葉が教えてくれること

3月のイベントといえば、雛祭りにホワイトデー。毎年ホワイトデーの前日は、ショッピングセンターなどに男性客が溢れにぎわっていますね。ところで、ホワイトデーである3月14日は、ある偉人の誕生日でもあるのをご存じでしょうか?その偉人とは、1879年にドイツで生まれたアインシュタイン。理論物理学者として「一般相対性理論」を提唱し数々の業績を残したアインシュタインは、1921年にノーベル物理学賞を受賞。現在も「現代物理学の父」として広く知られています。

アインシュタインは、物理学者としての業績の他にも、優れた哲学の持ち主として数々の名言を残しています。今回ご紹介するのは、次の言葉。

「間違いを犯したことのない人というのは、
何も新しいことをしていない人のことだ」

新しいことに挑戦しなければ、間違うことも失敗することも経験せずに済みます。でも、「失敗しない」ことを第一に過ごしているだけでは、進歩も新しい発見も生み出せないのではないでしょうか。宇宙のしくみや物質間の関係などについて、自分の頭の中で思考実験を繰り返しながら理論を組み立てたというアインシュタインならではの、深遠な言葉です。

アインシュタインのように、間違うことや失敗を恐れずに、何度でも挑戦することはとても大切です。とは言え、単に同じことを繰り返すだけ、というのはどうでしょう。チャレンジ精神が旺盛なのはよいけれど、似たような失敗をしてばかりでは、次に進むことができません。

そこで、もうひとつご紹介したいのが、アインシュタインのこの言葉。

「問題が生じたときと同じ考え方をしていたら解決はできない」

失敗をした時は、まず原因を徹底的に検証するとともに、別の角度から問題を見直し、新たな発想を生み出す努力が必要です。常に新しいことに挑むチャレンジ精神と、失敗に向き合いこれまでの考え方を変える柔軟性。失敗をプラスに転じて成果を手にするためにはこの両方が必要であることを、アインシュタインは教えてくれているようです。