Clovernet クラウドネットワークケーススタディ
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ネットワークは企業活動の大動脈といえるもの。基幹業務へのクラウド活用やテレワーク、ハイブリッドワークの浸透など、業務環境が以前とは様変わりしているのに対して、ネットワーク環境は旧来のまま、ということはありませんか?
Clovernet クラウドネットワークは通信コストや管理工数の削減効果はもとより、様々な課題解決に貢献します。
[Case 1] PPPoE利用時の輻輳問題をIPoE導入で解決
─ 社内ミーティングにて ─
- <情報システム部門担当者>
最近ネットワークが遅いという問い合わせが多くて困っています。特に平日の夕方以降や休日に遅くなるみたいで…。業務に影響が出ているようです。
- <情報システム部門責任者>
回線の問題かな?
- アクセス回線は1Gbpsのフレッツ光回線を利用しているので、回線自体に問題はないと思うのですが…。
- じゃあ何が原因なんだろう…?
─ アドバイザーに相談 ─
- ――という状況でして…。
- <ネットワークアドバイザー>
それはアクセス回線の混雑が原因かもしれませんよ!

- この図のように近年、アクセス回線とISP(インターネットサービスプロバイダ)の接続点が非常に混雑しています。
従来のPPPoE接続の場合は、この混雑している網終端装置を経由して通信するので、時間帯によって混雑の影響を受けることになります。
- なるほど。では、どうすれば解決できますか?
回線の引き直しは難しいのですが…。
- 大丈夫、今の回線(図例ではフレッツ光回線)のまま、接続方式を最新のIPoE接続にすることで、安定した通信を実現できます!

- IPoE接続はIPv6アドレスを使用したWebサイトじゃないと接続できないって聞いたことがありますが…。
まだまだIPv6に対応していないWebサイトもたくさんありますよね?
- それも大丈夫です! Clovernet クラウドネットワークでは、IPv4 over IPv6機能という最新技術で、IPv4アドレスもIPoE接続でアクセスできます!

- Clovernet クラウドネットワークなら、安定したネットワーク環境を安価にご提供いたします!
ネットワーク高速化に関する
詳しい資料をダウンロードいただけます
[Case 2] MS365オフロード機能でネットワーク負荷を分散
─ 社内ミーティングにて ─
- <情報システム部門担当者>
「Microsoft 365」を導入してから、ネットワーク全体が遅いという問い合わせが増えています。速い時もあるので、アプリケーション側ではなく、ネットワークが原因だと思うのですが…。
- <情報システム部門責任者>
ネットワークはIPoE接続にして高速・安定化したのに…。
- はい、IPoE接続導入当初は、拠点間通信もインターネット接続も快適でしたよね。
それが、Microsoft 365を導入してからは、どちらも遅くなっているようです。
- どうしてだろう…?
─ アドバイザーに相談 ─
- ――という状況で困っていまして…。
- <ネットワークアドバイザー>
それは、Microsoft 365がとても通信量が多いクラウドサービスだからです。
Microsoft 365を、1か所のインターネット回線で利用すると、VPNやインターネット回線の帯域が不足することがあります。

- そうなんですね…。では、インターネット回線をより太くしたり、ファイアウォールをより高性能なものに変えたら解決できますか?
- あまり費用対効果が高い方法ではないため、推奨できません。
それよりもオススメなのが、Clovernet クラウドネットワークで、各拠点のサービスアダプタからMicrosoft 365に直接接続できるようにする「MS365オフロード機能」を利用する方法です!
Microsoft 365向けの通信だけ本社のファイアウォールを通さず各拠点から接続させて、通信経路を分散させることで、改善することができます。
- そうか、Microsoft 365は信用できるサイトだから、本来ファイアウォールを通す必要ないですよね!
- さらに、センターサイトがダウンしてもMicrosoft 365は利用ができるので、可用性も高まります!

- 通信が分散され、Microsoft 365・拠点間通信・インターネット接続それぞれの高速化と安定化を実現!
さらに可用性も向上できる、Clovernet クラウドネットワークのMS365オフロード機能をご提供いたします!
MS365オフロード機能に関する
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[Case 3] SEIL/CA10×10G対応回線の導入で業務通信を高速化
─ 社内ミーティングにて ─
- <情報システム部門担当者>
近ごろ本社へのストレージアクセスが増えていまして…。帯域圧迫によってネットワーク速度が低下し、ネットワーク切断なども発生しているようです。

- <情報システム部門責任者>
大容量のデータのアップロードやダウンロードの速度が遅いという声も挙がっているね…。
- どうしたものでしょう…。今はIPoE接続で、1Gに対応した機器と回線を利用していますが、機器や回線を新しく切り替える必要がありそうですかね…。
- どのような方法があるんだろう…?
─ アドバイザーに相談 ─
- ――という状況で困っていまして…。
- <ネットワークアドバイザー>
そのお悩みでしたら、SEIL/CA10と10G対応回線を導入すれば解決できますよ!
- SEIL/CA10って?
- 10Gのインターフェースを搭載し、1G回線と比べ10倍の通信速度を可能にする10G回線(フレッツ光クロス回線等)に対応している機器のことです!
通信負荷の高いセンター拠点や大規模拠点などに導入することで、高速な拠点間通信が可能になりますよ!
- 通信負荷が解消できるのはありがたいです。ちなみに大容量のデータのアップロードやダウンロードの速度が気になるのですが…。
- このSEIL/CA10と10G対応回線を導入することで、大容量のデータのアップロード・ダウンロードにかかる時間が短縮でき、業務効率化にも繋がります!

- これなら本社へのストレージアクセスが集中しても大丈夫そうだ!
- SEIL/CA10を導入することで、センター拠点や大規模拠点など通信負荷の高い拠点で、高速な拠点間通信を実現します!
SEIL/CA10に関する
詳しい資料をダウンロードいただけます
[Case 4] SEIL/x86 Ayameでクラウドサービスへの接続を実現
─ 社内ミーティングにて ─
- <情報システム部門責任者>
我が社もクラウドサービスへのシステム移行の検討を進めることになった。
AWSへの接続方法について、調べてもらえるかな?
- <情報システム部門担当者>
承知しました、調査してみます。
─ 数日後 ─
- 先日の件、専用線を使ったプライベートな接続と、インターネットVPNによるSite to Site接続、2つの方法について調べてみました。
- ありがとう、どれどれ…。ランニングコストの比較から、専用線接続ではなくインターネットVPN接続で進めたいのだけど、どのような接続構成になるのかな?
- インターネットVPN接続の場合、データセンターなどの中継拠点にクラウドサービス接続用の機器と回線が必要になります。

- なるほど、この接続構成だと中継拠点の障害時の影響が大きそうだな…。
─ アドバイザーに相談 ─
- ――という懸念があるのですが…。
- <ネットワークアドバイザー>
その心配は、SEIL/x86 Ayameで解決できますよ!
- SEIL/x86 Ayameって?
- クラウドサービス環境で動作する仮想ルータです。
AWS・Microsoft Azure上のSEIL/x86 Ayameと、各拠点のサービスアダプタ(Clovernet クラウドネットワークのルータ機器)をVPN接続することで、中継拠点を経由することなく複数拠点から直接AWS・Microsoft Azureへの接続を実現できます。

- 中継拠点の機器・回線が不要なのでコストも抑えられ、障害ポイントも削減できます。また、中継拠点に通信が集中することによる通信品質低下も防ぐことができますよ。
- 安心・快適に利用できそうですね!
- SEIL/x86 Ayameを導入することで、クラウドサービス環境を中心としたネットワークの構築を実現できます!
※導入前の無料トライアルも可能です。詳細はページ末尾の「お問い合わせボタン」からお問い合わせください。
SEIL/x86 Ayameに関する
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