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プレスリリース 2018年

「博物館体験の向上をめざす展示解説手法の研究」に伴う実証実験を開始

2018年10月16日

概要

NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサソリューションズ)、及びピープルソフトウェア株式会社(以下、ピープルソフトウェア)は、10月20日(土)から11月25日(日)までの間に、神奈川県小田原市の神奈川県立生命の星・地球博物館(以下、生命の星・地球博物館)において、3者が連携した展示物をスマートデバイスの専用アプリで撮影するだけで簡単に展示物の詳細説明を受けられる実証実験を実施します。実証実験エリアは、恐竜・鳥類・陸生哺乳類の展示エリアです。

背景

生命の星・地球博物館は、日本学術振興会の科学研究費助成事業の研究課題の取り組みのなかで、NECネクサソリューションズの「被写体認識基盤サービス」の機能が組み込まれたピープルソフトウェアのミュージアムナビゲーションシステム「MUSENAVI-ミューズナビ」を利用して実証実験を行い、新たな博物館体験の向上をめざす展示解説手法の研究を行います。

通常、博物館にある展示物の詳細を知りたい場合は、展示物の近くにある解説パネルを読んだり、また解説パネルに付与されたQRコード等を認識させて解説コンテンツを参照したりしています。

本実験には、来館者に専用のタブレットを貸し出す、もしくは来館者が所有しているスマートフォンに専用アプリケーションをダウンロードすることで参加することができます。来館者は、自分の興味のある展示物そのものをスマートフォンのカメラで撮影することにより、詳細な解説コンテンツが検索表示されるという新たな体験を実感することができます。

この実証実験にはJSPS科研費 JP16K01206助成の一部を使用しています。

研究課題

博物館では、展示物と見学者の関係を理解することが永遠の課題の一つとなっています。今回の研究では、展示ラベルや解説を展示標本のUI(ユーザ・インターフェイス)としてとらえて、さまざまな来館者それぞれに最適なUIが何かを研究し、提供することを試みています。その過程と結果をUXD(ユーザ・エクスペリエンス・デザイン)という概念にまとめて、展示見学のために訪れる来館者の満足度向上のための方法を探求しています。

また今回の研究は、これまでに行ってきた『子どものための展示開発』、『自然系博物館における「動く展示」・「動いてみる展示」の開発』、『誰もが楽しめる安全な展示手法』など、「博物館側のどのような行動が、博物館の利用価値を高められるか」というテーマの延長線上にあり、さまざまな来館者に博物館が伝えたい内容を来館者の目的に応じて伝え、そのことによって最終的に博物館体験の満足感を高めるための方法を研究しようとするものです。

各事業者の情報

以上

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NECネクサソリューションズ株式会社
社会ソリューション事業部サービス第二営業部 村上・草葉
Tel: 03-5730-5311

ピープルソフトウェア株式会社
営業本部 山本
Tel: 086-426-5932

神奈川県立生命の星・地球博物館
大島・田口
Tel: 0465-21-1515

ピープルソフトウェア株式会社
営業本部 山本
Tel: 086-426-5932

神奈川県立生命の星・地球博物館
大島・田口
Tel: 0465-21-1515

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