食品製造業向けソリューション:コラム
第10回 食品システム研究会を終えて
- 食品工場の安全・安心を支えるフードディフェンスは、最先端技術でどのように防御できるか -
報告
年に2回開催している食品システム研究会も10回を数え、去る6月21日にNECプラットフォームズにて、「食品工場の安全・安心を支えるフードディフェンスは、最先端技術でどのように防御できるか。」をテーマに盛況に終えることができました。
今回はショールームにて「フード・セキュリティ」の見学をはじめとして、監視カメラやタッチ/フリック操作が可能なAIplayなど、NEC最先端技術を体感していただきました。懇親会も盛りあがり楽しい研究会でした。ご参加企業の皆様ありがとうございました。
当日のスケジュール
当日会場風景
- ショールーム見学会
- 食品システム研究会
- 「フードディフェンス」ソリューションご紹介
- 座談会(ファシリテーター:森田 克己氏)
- NEC最先端技術の取り組み
ファシリテータからひと言
10回目の今回はフードディフェンスを取り上げましたが、実態としては各社の取り組みは工場長の責任・権限において行われており、IT部門の登場余地の少ないものでした。しかし、一方で監視カメラの画像データ保管や閲覧権限の規程化のないまま属人的に取り組まれている例もあり、「全社セキュリティ」の観点からIT部門の果たすべき役割が重要であると感じます。
本研究会もユーザー同志の情報交換の場としてすっかり定着しました。特に「IT部門が如何にして経営に貢献するか」を能動的に議論する場に育ってきており、今後も更に発展することを望みます。
ファシリテータ
森田 克己(もりた かつみ)氏
アクティベーションストラテジー株式会社(旧社名:株式会社CDIソリューションズ)
ディレクター
■略歴
一橋大学商学部卒。食品、化学、機械、エネルギー事業、自動車、金融、サービス業等の事業分野におけるコンサルティング経験を持つ。
特に、情報システム投資効果の具現化に向けた業務改革の実行・推進に数多く携わってきた。最近では、企業変革を推進していくための改革基盤(業務・情報システムに加え、組織・人事制度)の構築及びその導入・定着を通じて、クライアント自らが継続的に企業変革を実行していくための「経営改革システムの内在化」への取り組みに注力している。
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