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<コラム内容>
- 3.1 はじめに
- 3.2 セキュリティ担保と運用容易性の両立
- 3.3 システム導入後も業務観点で意識すべきこと
- 3.4 組織体制の整備の必要性
- 3.5 最後に
これまでの連載では、工場DXの進展に伴い、セキュリティリスクが増大している現状と、それに対処するためのセキュリティ対策の重要性に焦点を当ててきました。具体的なセキュリティ対策としては、ITとOTの領域を分離することなどよるネットワーク対策について解説しました。
本稿では、工場DX推進とセキュリティ対策をどのように両立させるかについて詳しく探りたいと思います。また、ネットワークセキュリティに加えて、さらに講じるべき対策についても詳細に解説します。
工場DXの進め方としては、まず取り組むべき重要な課題を選定し、その後に費用対効果や実現可能性を考慮して進めるケースが多いです。特に、ボトルネックとなる工程や製品単位で、優先度を決定し、段階的にDX施策を実行する方法が一般的です。
段階的に新しいITシステムやサービスを導入する際には、ITとOTの分離を考慮したネットワーク設定の変更が必要となります。そこで、セキュリティリスクを回避しつついかに容易な運用を実現するかが重要なポイントとなります。IT/OT分離の仕組みを検討する際には、機能性だけでなく運用性も十分に考慮することが求められます。
容易に運用を実現するための重要なポイントは・・・・・・
監修:日本能率協会コンサルティング
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