クラウド型「航空海上フォワーディング業務支援サービス」
導入事例株式会社ペガサスグローバルエクスプレス 様

スクラッチ開発されたシステムのコストと将来性に懸念

同社は7年前に、輸出入を行いたい荷主から荷物を預かり、輸送・配送の手配をするフォワーディング業務向けのシステムをスクラッチで開発し、必要な機能を追加しながら活用していましたが、ITベンダーにシステム開発を依頼していたため、システムの中身はITベンダーの担当者しか知らない状態でした。そのため、システムに対する要望を伝えてもすぐに改修を行うのが難しく、5年10年先を見据えた運用に不安がありました。そこで、2021年からシステムの入れ替えを検討することに。課題事項となったのが、「開発・改修リードタイムの短縮」「設計書や操作説明書といったドキュメント類の整備」「ブラウザーやOSのアップデート対応」「航空・海上輸送業界特有の業務オペレーション対応」「荷主・業務委託先に対するサービス向上」「セキュリティ強化」などです。これらを実現するために、同社では、クラウド型のパッケージシステムへの移行を決断しました。

タイムリーなデータ連携によりフォワーディング業務が効率化

新しいシステムではシステムエラーはほとんど起きず、タイムリーに連携するようになったので月次の締め作業が圧倒的に早くなりました。今まで2人でやっていた締め時のデータ突合作業が1人で済むようになり、残業時間も削減できました。そのほか、今まで約4日かけていた海外精算業務は、1日程度にまで工数が短縮されました。業務における運用面で工夫を要するものもありましたが、NECネクサソリューションズのサポートにより乗り越えていけました。