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スマートバス停
導入事例
徳島バス株式会社 様

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バスの時刻表や接近情報をリアルタイム表示し利用者の利便性向上とバス停運用業務の効率化を実現
地域活性化に向けた情報発信手段としても活用

業種:
旅客自動車運送事業
従業員数:
101~500人

事例の詳細

導入前の背景や課題

生活の足を担うバス路線を持続可能な形で発展させ地域社会の活性化につなげていく

高齢者や学生、子どもたちなど、自動車を運転できない住民の“生活の足”として、あるいは旅行者の移動手段として、公共交通機関の重要性は高まっています。徳島バスが、この課題に対して注力しているのが、デジタルを活用した乗客サービス向上や業務効率化です。2017年4月にNECネクサソリューションズから導入した「バスナビゲーションシステム」もその一環でしたが、このシステムですべての利用者をカバーできるわけではなかったので、スマートフォンを持っていない人、あるいはアプリの操作に不慣れな高齢者や子どもたちなど、より多様なお客様にサービスのすそ野を広げていきたいと考えていました。

選択のポイント

既存のバスナビゲーションシステムと連携したリアルタイムな運行情報をより簡便にデジタルサイネージへ表示

スマートバス停の仕組みがあれば、バス停でお待ちいただいているお客様に対して、より簡便にバスの接近情報をお知らせすることができます。また、時刻表に関しても特定の曜日や時間帯の時刻を大きく、わかりやすく表示したり、臨時便の運行情報をリアルタイムに更新したり、お客様の利便性を一層向上できるメリットに注目しました。また、この提案は、徳島バスにとってこれ以上ないベストなタイミングでもありました。ちょうど徳島県より、交通結節点での乗り換え利便性の向上や公共交通機関の利用促進を目的としたDXを推進していく観点から、事業者への支援(徳島県公共交通スマート利用応援事業)を行うとの話があり、スマートバス停の導入にもこの補助金を活用できる目途が立ちました。

導入後の成果

運行スケジュールが乱れた際の電話での問い合わせが激減
職員は本来業務に専念が可能に

最大の効果は、各バス停におけるバス接近情報や荒天時の運行情報などを誰にでもわかりやすく、リアルタイムに提供できるようになったことです。これによって削減したのが、利用者からの電話での問い合わせ件数です。特に渋滞や道路状況の悪化などで運行スケジュールが大きく乱れた際には、多くのお客様から、「バスはちゃんと動いているのか?」「いつまで待てばよいのか?」といった電話での問い合わせが殺到し、本社事務所では一般職員から管理職まで、本来の業務の手を止めて対応せざるを得ないことがありました。スマートバス停を設置したバス停に関しては、そうした問い合わせは激減しており、社内の業務効率化に寄与しています。

お客様プロフィール

徳島バス株式会社

所在地 徳島県徳島市出来島本町一丁目25番地
設立 1942年2月4日
取締役社長 金原 克也
資本金 1億4,420万円
概要 徳島県徳島市に本社を置く徳島県内最大のバス事業者であり、路線バス、高速バス、貸切バス、観光バスを運行しています。また、貸切バス事業者安全性評価認定制度最高位の三ツ星『★★★』認定事業者です。
URL new window https://www.tokubus.co.jp

2024年9月現在

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「導入前の課題」「このソリューションを採用した理由」「導入に向けたポイント」などノウハウがたくさん詰まったリーフレット(PDF)がダウンロードいただけます。

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業種:
  • バス業
製品:
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