図書館システムLiCS-Re2
導入事例土浦市立図書館様

ICT化の背景
土浦市立図 書館は、1924年( 大正13年)に旧・土浦町立図書館として開館した茨城県内随一の歴史を誇る公立図書館です。開館から長年が経過するにしたがって、市民から「新しい図書館が欲しい」という声が挙がるようになりました。「旧図書館は、経年による老朽化、所蔵図書スペースの狭隘化、建物の構造上の問題などにより、図書館本来の機能が十分に果たせない状況でした。そこで土浦市では、新しい図書館を整備することに決定しました」と語るのは、土浦市立図書館 副館長です。
館内業務の効率化、利用者サービスの向上を実現するICT設備を検討。
「ICTを駆使 した最先端の 図書館にするために、まずは従来の図書館システムで取引関係にあったNECネクサソリューションズに相談しました。新図書館の建設が始まる前の設計段階から、どのような設備を導入することが最適か、設備をどのように配置するかといった詳細な部分まで協力してもらいながら詰めていくことができ、たいへん参考になりました」
利用者数、貸出冊数は2~3倍増。スタッフの業務負荷軽減にも貢献。
副館長は、ICTを活用した最先端の設備により、さまざまな導入効果が得られていると話します。自動返却機や自動書庫については、スタッフの業務負荷軽減に役立っています。
こうした業務効率化の実現は、人件費の削減にも寄与していると見ています。
所在地 | 茨城県土浦市大和町1-1 アルカス土浦 |
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設立 | 1924年 |
概要 | 1924年、土浦町立図書館として開館。1940年の市制施行とともに現在の「土浦市立図書館」に改称されました。1973年に土浦石岡地方社会教育センター(現・土浦市生涯学習館)の開館にあわせて、同センター内へ移転。1985年に図書館システムが導入されました。2003年に「土浦市新図書館基本計画」が策定され、土浦駅前への移転が決定しましたが、東日本大震災などの影響により事業が中断。2012年11月に事業が再開され、2017年11月に複合施設「アルカス土浦」の核施設として、新図書館がオープンしました。 |
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2018年5月現在
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丘の上から駅前に移転して来館者数が4倍に。
クラウド型のシステム基盤と伴走サポートで新図書館の設計から運用までを統括的に支援。
京都府の市立図書館として初めてSaaS型図書館情報サービスの利用を開始。LiCS-Re for SaaSを利用して費用の低減とサービスの向上を実現。
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