SaaS型図書館情報サービス「LiCS-Re for SaaS」
導入事例京都府綾部市図書館様

「市民の情報拠点にしたい」という市長の思いから
同図書館が、次期図書館システムの検討を開始したのは2010年6月。「市の図書館を充実させて市民の情報拠点にしたい」という山崎善也市長の思いから始まりました。既存システムと同様に導入型での検討を始めましたが「これからの自治体システムはクラウドを活用する時代」という市長の言葉を受けて、図書館の職員(司書)とITに詳しい本庁の職員をメンバーとして選考委員会を立ち上げ、SaaSの利用を前提に研究をスタートさせました。
費用と拡張性・将来性を評価して選定
ITベンダー5社から次期図書館システムに関する提案を募り、提出した3社の内容について、システムの基本的な考え方・費用・操作性、機能性・拡張性・セキュリティ対策などの観点から詳細な比較、検討を進めました。その検討結果に基づいてNECネクサソリューションズが提案したLiCS-Re for SaaSを採用することとしたのです。
画面のシンプルさと統計機能が高評価
画面がシンプルで見やすいこと、統計などの機能を使うことができることを評価しています。
機能や使いやすさの例として同図書館は、OPAC端末に表示するお知らせを簡単に登録できること、利用者の電話番号を複数登録できること、業務日誌がシステムにあらかじめ搭載されていることなどを挙げます。利用者からも「便利になったね」という声が寄せられています。2011年3月にはインターネット予約も開始される予定です。
所在地 | 京都府綾部市新宮町91 |
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概要 | 綾部市図書館の蔵書数は約7万冊、年間の貸出冊数は約15万冊。 多様な学習機会の提供を目的に地域に根ざした図書館づくりに取り組み、綾部小学校をはじめ市内小学校の調べ学習を支援する活動は、文部科学大臣から表彰されています。 赤ちゃんからお年寄りまで各世代の市民が読書を楽しむ場として、また母親が交流したり社会人を目指す若者が進路に関する情報を入手したりする場として市民に親しまれています。 |
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2011年1月現在
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「導入前の課題」「このソリューションを採用した理由」「導入に向けたポイント」などノウハウがたくさん詰まったリーフレット(PDF)がダウンロードいただけます。
丘の上から駅前に移転して来館者数が4倍に。
クラウド型のシステム基盤と伴走サポートで新図書館の設計から運用までを統括的に支援。
自動貸出機、自動返却機、ICゲートなどのICT設備を備え、利用者サービス向上と館内業務効率化を実現。地域活性化の中心施設として、利用者が大幅に増加。
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