電子カルテシステム「MegaOakシリーズ」
導入事例牧ヘルスケアグループ 医療法人清翠会様

スタッフ間、病院間の連携に向け電子カルテシステムを検討
「「私たちの約束」として、「Professional」「Heart」「Team」の3つを挙げています。医療機関や福祉施設との連携だけでなく、グループ内のスタッフの連携も重視しているのです。そういった様々なスケールの連携に向け、3病院では電子カルテシステムの導入を検討することにしました。
一方で、システム投資は診療報酬につながらないため、導入コストの課題があります。その点、規模が小さい医療機関はスケールデメリットで苦労しますが、医療の質は高めなければならないと思っています」と、理事長はその意義を語っています。
ポイントはサポート力
短期間で3病院に導入提案
電子カルテシステムの選定には、法人本部や各病院から、医師や看護師、医療事務やシステム担当など様々な立場のスタッフが参加して進められました。機能面の検討をする際には、「連携」がポイントとなりました。グループ内の病院にはそれぞれ異なる特性があり、例えば回復期に入った患者が牧病院から牧リハビリテーション病院へ移る、といった場合にも容易に連携できる仕組の実現を考えていました。牧病院 診療情報管理室課長は、こう話します。
「理事長の方針に基づき、3病院の患者IDを共通化するという要望をベンダーに伝え、それを踏まえたデモをしてもらい機能を確認しました。牧病院が以前からNECネクサソリューションズのオーダリングシステムを使っていたことも信頼につながりました」
病院内・病院間で情報を共有
業務効率と医療の質の向上
3病院では、一つのシステム基盤を共有する形で運用しています。
「牧整形外科病院は、3病院の中で最も停止してしまったら困る急性期病院です。WAN経由での利用には、もしWAN回線に障害が発生すればシステムが使えなくなるという懸念があるため、WAN障害時にもシステムを使えるよう牧整形外科病院にシステム基盤を設置し、他の2病院と共同利用しています。牧病院と牧リハビリテーション病院にはバックアップサーバがあり、WAN障害時でもデータの参照は可能です」と説明しています。
牧リハビリテーション病院 システム管理室の担当者は、「紙カルテより取り扱いの手間が減り、業務のスピードが向上しました。データの取り出しも容易になり、医事課ではレポート作成がはかどるようになりました」とその成果を話します。
所在地 | 大阪府大阪市旭区清水2-11-14 |
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代表者 | 牧 恭彦 |
設立 | 昭和44年(1969年)2月 |
概要 | 昭和44年(1969年)に開設、昭和55年(1980年)に改組した医療法人。現在では牧病院、牧リハビリテーション病院、牧整形外科病院の3病院を運営するほか、介護施設や在宅介護/福祉サービスなどを手掛けています。 |
URL |
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2019年5月現在
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「導入前の課題」「このソリューションを採用した理由」「導入に向けたポイント」などノウハウがたくさん詰まったリーフレット(PDF)がダウンロードいただけます。
グループのクリニックとの情報共有を実現して在宅医療サービスを強化。訪問診療先でも診療記録の参照・書き込みを安全に行う仕組みを導入することにより医療の質の向上を推進。
来院される患者さまの利便性向上と、地域の医療機関と一体になった質の高い医療提供を目指し、電子カルテシステムを導入。
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