海貨・通関業務 海貨業向け輸出入業務システム「NEFIOS(ネフィオス)」
導入事例株式会社日本運搬社様

貨物データを保管・活用する仕組みを構築
2000年以降、ITが駆使できない海貨業者は大手のお客様との取引が難しいという認識のもと、貨物管理と会計業務にITを活用し、お客様への提供価値を向上するとともに、財務状況の早期把握によるタイムリーな経営の意思決定に活かすようになりました。重要なテーマは、港湾・空港における物流情報等のプラットフォームであるNACCSの利用体制の整備。通関業務の入口となるNACCSが利用できないと、大手のお客様との取引継続は困難という判断によります。しかし、オフコンベースの既存営業システムでは、NACCSへの直接接続は技術的に困難でした。また、請求業務や立替など債権・債務管理業務の効率化も課題でした。
輸出入業務と請求業務のスムーズな連携を目指す
業務効率化の課題を2つのステップで解決。1つ目は、NEFIOSと連携する金流系の業務管理機能をもつForwarder-PROを採用し、海貨業の業務プロセスを統合管理する海貨システムの構築。2つ目は、会計システムをERPパッケージのEXPLANNER/Aiに置き換え、海貨システムとのデータ連携強化による、経理業務の効率化です。
AEO認定事業者としてお客様から高い評価を獲得
NACCSとNEFIOS、Forwarder-PROのシームレスな連携によって、貨物データを一元管理する仕組みを構築し、業務を含めた海貨業務のトータルな効率化を達成しました。同社の業務効率化だけでなく、NEFIOSで管理している貨物データをもとに船積貨物のステータス情報をお客様に提供し、お客様の業務効率化も側面から支援して海貨業者としての同社の価値を高めています。
AEO認定を取得した企業は、貨物のセキュリティ管理と法令遵守体制が整備された事業者として認められ、税関手続きの簡素化・迅速化というメリットを獲得すると共に、海貨業界における競争力も強化されました。また、海貨システムとEXPLANNER/Aiを連携する仕組みを構築して経理業務の効率化と営業部門への情報提供スピードアップも達成し、月次決算に要していた期間を約1週間短縮しました。
所在地 | 東京都中央区日本橋4丁目13番5号 |
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代表者 | 柗澤 隆行 |
従業員数 | 147名(2012年7月1日現在) |
設立 | 1946年12月13日 |
概要 | 大手百貨店の配送業務の受託を皮切りに、輸出入貨物取扱業務を開始。以降、港湾運送事業を拡充しつつ、国際貨物一貫輸送を実行する物流企業として発展。 ISO9001およびAEO認定の取得に示されるように、高い業務品質と法令遵守を維持・強化する体制を整備して、お客様の要望に応え続けています。 |
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2013年5月現在
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業務データを一元管理する基幹システムを構築。法令遵守体制の強化によりAEO認定取得も達成。
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