Blue Prism
導入事例ポリプラスチックス株式会社様

ロボット運用時のエラー率やライセンスコストの増大が大きな問題に
ポリプラスチックス株式会社では、2015年度から経営課題の解決に向けた全社プロジェクトを発足させ、RPA導入プロジェクトをスタートさせました。 UiPathを採用し、付加価値の高い業務にリソースを回せるようになるなど、RPA文化醸成の成功事例として高い導入効果を得られました。 ところが、稼動から1年ほど経った頃から、徐々に問題が顕在化していきました。
1つ目は、現場ユーザー主導で開発を進める中で、ロボット品質の低下が顕著になったことです。2つ目は、ロボットの品質が低下する中で、それを保守するための工数が増加したことです。3つ目は、UiPathのライセンス体系の変更に伴う、ライセンスコストの増加です。早急なRPA移行が必要となりました。
DXを見据えて集中管理するためにBlue Prismへ移行
「比較検討したRPAツールの中で、Blue Prismのライセンス費用が一番リーズナブルでした。 それだけでなく、Blue Prismによりロボットの集中管理が可能になるため、全社レベルで統一的に運用することで、ロボットの品質向上が図れます。UiPath利用当時は、現場担当者が自身のPCでロボットを操作していましたが、PC上でロボットを動かしている間は他の作業が行えないのが課題でした。ですが、サーバ実行型に変わることでその問題が解消できる点に大きなメリットを感じました」 と担当者は語ります。
2020年11月にRPAシステムの大規模移行プロジェクトを開始。100台ものロボットを移行させるうえで、パートナーとして選定したのがNECネクサソリューションズでした。パートナーとして選んだポイントとして、「Blue Prism社から技術力を裏付けるアワードや認定を受けていたこと、提案内容が具体的で移行イメージを描きやすかったこと、当社側の要望に対し親身になって対応してくれたことなどが挙げられます」と語っています。
DXに貢献する高度なロボットが増加。管理を効率化しエラー率が低下
中央管理体制の整備とBlue Prismへの移行によって、以下の3つの効果がありました。
1つ目が業務変革に貢献する高度なロボットが増加。Blue Prismへの移行後は、マクロ連携のロボットに加え、業務システム間の連携を実現したものや、内部統制上の問題で手入力を避けたい処理を自動化したものなど、高度なロボットも増えてきました。
2つ目が、ロボットの管理やメンテナンス作業の大幅な削減です。例えば、従来のロボットでは、PCのブラウザやOSに変更が生じた場合、変更のたびに個別にロボットを修正する必要がありましたが、移行後は、同じタイミングで一括して自動修正できるようになり、メンテナンス作業を大幅に削減できました。
3つ目が、ロボットの品質が向上したことにより、エラー率が大幅に低下したことです。それに伴い、エラーに関する現場ユーザーからの問い合わせも大幅に減少しました。
所在地 | 東京都港区港南二丁目18番1号 JR品川イーストビル |
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代表者 | 塩飽 俊雄 |
資本金 | 30億円 |
設立 | 1964年5月 |
概要 | 機械的強度、耐熱性、耐薬品性などに優れた高機能樹脂である「エンジニアリング・プラスチック」(エンプラ)を中心に、各種ポリマーおよびプラスチック等の研究開発・製造販売を手掛ける化学メーカー。 |
URL |
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2022年2月現在
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