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<コラム内容>
- 1.1 イントロ
- 1.2 何が変わったか
- 1.3 何が変わっていないか
- 1.4 ERP導入プロジェクトの失敗はなくせないのか
筆者は、2011年頃からERP導入の支援を始めました。その後、ERP導入前のIT企画・戦略の支援も行うようになってきています。当時はPMO支援サービスと呼んでおりました。その後DXという言葉の認知度向上に伴い、DX支援サービスと呼ぶようになりましたが、ERPを中心としたデジタル導入の前段階のIT戦略、企画のフェーズを主として行い、お客さま企業のERP導入のための選定などを支援してきています。振り返ればおよそ干支が一回りしております。この期間にERP導入は変わったのか、変わっていないのか。製品はずいぶん変わりましたが、いまだにERP導入の失敗事例が後を絶ちません。それはいったいなぜなのか。
来たる!?「2025年の崖」にそなえ、温故知新の精神でこれまでとこれからを整理してみましょう。ちなみに最近で大きく変わったというツールといえば何が思い浮かびますか。筆者が真っ先に浮かぶのは「生成AI」です。2023年、2024年の大きなトレンドですね。
本コラムを執筆するにあたり、どういう内容にするかを問うてみたら、数十秒で提案してきました。その構成たるや、きれいでよくできていました。ただ、すでにどこかで書かれていそうな、かつて読んだことがありそうな印象もあります。当然であろう、既存の膨大なデータから生成しているのですから。
そこで本コラムは、生成AIが提案しないであろう構成と内容(事例)を展開していこうと思います。
少しでもみなさまの気づきにつながれば幸いです。
何が変わって何が変わっていないか。まずは、変わったものから列挙してみます。
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<コラム内容>
務台 博海(むたい ひろみ)氏
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
デジタルコンサルティング部マネジャー
(経営コンサルティング部マネジャー兼務)
ITストラテジスト ITコーディネータ システム監査技術者 プロジェクトマネージャ 米国PMI認定 PMP
[経歴・実績]
1998年株式会社第一勧銀情報システム(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)入社、システム開発・導入を経験。
2012年より、これまでのシステム開発、プロジェクトマネジメント経験を活かして、現在の業務に繋がるIT構想、IT資源調達といったコンサルティング業務に従事。
製造業、小売卸業、サービス業、建設業を中心とした ITコンサル全般、IT/DX構想策定、ERP領域およびその周辺領域の構築や刷新 他
山本 奈津子(やまもと なつこ)氏
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
経営コンサルティング部
[経歴・実績]
2014年株式会社みずほ情報総研(現みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)入社、全社のWebアプリケーション・AI・UXなどをテーマとしたシステム開発人材の育成を経験。
2019年より、DX構想、IT資源調達といったコンサルティング業務に従事。
製造業、小売卸業、サービス業を中心としたIT/DX構想策定、IT/DX実行、IT/DX教育の支援
ERP領域およびその周辺領域の調達 他