DTP・自動組版システム「SUPER DIGITORIAL/EW」
導入事例名鉄局印刷株式会社 様

顧客の期待に応える制作品質の維持・向上のためシステムを刷新
名鉄局印刷は、学習参考書、問題集、資格試験など教育関係の出版物に強みを持つ印刷会社です。同社は顧客の様々なニーズに応えるため、常に複数の組版・DTPシステムを導入・維持してきました。そのうちの一つEdianWingは、数十年以上にわたり同社の主力システムでしたが、利用していたバージョンのサポート終了に対応する必要があり、複数の組版システム体制を維持するため、後継となるシステムの選定を開始しました。
「日本語」と「数式」の組版に強い点と汎用性の高さを評価
決め手になったのは、多様な組版ニーズに対応できる高い機能性です。組版において「読みやすさ」を追求する同社にとって、日本語・カタカナ・漢文などのフォントに合わせて、適切なアキ・位置・バランスをきめ細かに調整できる機能は必須でした。SUPER DIGITORIAL/EWは、漢字間のアキやルビなどきめ細かな日本語組版に対応できるだけでなく、数式オプションを利用することで、数式の見やすさ・美しさにこだわりを持つ顧客のオーダーにも柔軟に対応することができます。また、同社がこれまで使用してきたEdianWingよりも機能が強化・拡充されており、これまで以上に高品質な組版の実現が期待できる点が高く評価されました。
高品質なワンソース・マルチユース制作体制の強化に貢献
同社では、顧客から支給された原稿データをまず「Mデータ」と呼ばれる独自の中間データ形式に変換します。このMデータに、印刷物、電子書籍、Webページなどの媒体に応じたタグ情報を付加することで、高品質なワンソース・マルチユースの制作体制を実現しています。SUPER DIGITORIAL/EWは、「トリガーコマンド付きテキスト読込」機能と「XML書出し」機能を搭載しており、一度Mデータに変換することで表記の統一が容易になり、作業効率が大幅に向上します。同社は、NECネクサソリューションズのサポート対応について「何かトラブルが発生すると、対象のデータを検証してすぐに対応してくれてありがたい」と高く評価しています。
所在地 | 名古屋市中村区名駅南3丁目13番23号 |
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設立 | 1941年10月24日 |
概要 | 名鉄局印刷は、創業100年以上の歴史を持つ印刷会社。学習参考書、問題集、資格試験など教育関係の出版物をはじめ、商業印刷、デジタルメディアなど幅広い制作に対応している。年間の制作案件は約1万件、ページ数にして約62万ページにもおよぶ。その膨大な制作量を支える効率的な制作フローと高品質な組版技術は顧客から厚い信頼を得ている。 |
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2025年1月現在
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「導入前の課題」「このソリューションを採用した理由」「導入に向けたポイント」などノウハウがたくさん詰まったリーフレット(PDF)がダウンロードいただけます。
求人誌・Webなどのクロスメディア制作に対応したセミオーダーメイドのDTP・組版システムを構築
制作業務の効率化とより魅力的なメディアづくりを目指す
SUPER DIGITORIAL/EW の高い信頼性と新聞組版に最適化された機能が、20年にわたって日刊の業界専門紙「日刊産業新聞」を支える。
SUPER DIGITORIAL導入で、グループ社員向け不動産情報誌の内製化を実現。外注費削減とともに、新しいビジネスモデルへシフトする基盤を構築。
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