公共図書館向けサービス(SaaS型)「LiCS-Re for SaaS」
導入事例小田原市立中央図書館 様



デジタル化とともに進化を続ける小田原市立図書館の変革の歴史
同館が掲げるのは、「出会う図書館」という基本コンセプトです。「かけがえのない本に出会う」「人のぬくもりに出会う」「さまざまな情報に出会う」という3つの出会いから成るものです。
図書館を地域の交流拠点として位置づけ、図書室だけでなく、ホールや集会室を設け、人が集まる場所を提供してきました。また、1994年の開館時には全国の自治体に先駆けてバーコードシステムを導入、貸出・返却業務のデジタル化を推進しました。そんな折、小田原市がデジタル技術を活用したまちづくりを推進する中で、市民が日常的に利用する図書館も対象として浮上しました。同館としても市の方針に呼応し、利用者サービスのさらなる向上に向けて参画することとなりました。
デジタル田園都市国家構想交付金に採択されマイナンバーカードやLINEとの連携を実現
2019年9月、小田原市はプロポーザル方式による新たな図書館システムのベンダー選定を開始しました。利用者自身がカウンターを介さずに本の貸出・返却を行える省力化機能とプライバシー保護に配慮した提案を求めた結果、複数の応募ベンダーの中からNECネクサソリューションズの提案を採用しました。図書館業務全般を支える基幹システムに加え、自動貸出機(当初2台)と自動返却機、ICタグを利用した蔵書管理システムなどで構成されたトータルソリューションで、2020年10月より稼働を開始しました。
スマホがあれば本を借りられる多様なサービスの選択肢を利用者に提供
システム導入後、利用者から好評なのが、サービスの選択肢の広がりです。従来の利用者カードに加え、マイナンバーカードやLINEアプリのバーコードのいずれでも貸出・返却が可能となりました。特にLINEはスマホさえ持っていれば図書館を利用できるため、利便性が大きく向上しました。予約した本が到着した際の通知も、従来の電話やメールに加えてLINEで受け取れるようになりました。また、自動貸出機や自動返却機の利用も順調に伸び、中央図書館における貸出冊数の約50%が自動貸出機で処理され、返却も約30%が自動返却機を通して行われています。利用者によって自動貸出機や自動返却機が整ったことは、利用者のプライバシー保護の観点でも非常に大きなメリットがあります。
さらに一連のシステムは、同館のさまざまな業務の効率化・省力化に貢献しています。カウンター業務の省力化は、外部委託費用の削減につながっています。また、書籍管理業務の効率化によって、職員の作業負担が大幅に軽減されました。これによって生み出された時間を有効活用することで、職員はレファレンスサービス(調べもの相談)や選書、イベント企画、ポップ作成など、利用者サービスの向上に向けた付加価値の高い業務に注力できるようになりました。
| 所在地 | 神奈川県小田原市南鴨宮1-5-30 |
|---|---|
| 設立 | 1994年8月 |
| 概要 | 小田原市立中央図書館(かもめ)は、平成6年8月開館の小田原市で2番目に設立した公立図書館です。貸出機能を中心に、地域資料・視聴覚コーナー、児童サービス、集会・展示の場を設置するなど、誰もが利用できる気軽で身近な図書館となっています。 |
| URL |
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/facilities/library/
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2026年2月現在

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段階的な図書館DXの実現に向けクラウド型の図書館ソリューションを導入
利用者サービス品質向上へ
丘の上から駅前に移転して来館者数が4倍に
クラウド型のシステム基盤と伴走サポートで新図書館の設計から運用までを統括的に支援
京都府の市立図書館として初めてSaaS型図書館情報サービスの利用を開始。LiCS-Re for SaaSを利用して費用の低減とサービスの向上を実現。
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