intra-mart
導入事例株式会社エスイー 様

製品情報を書類で管理していたため、施工後の現場で各アンカーの製品情報が追いづらい
エスイーでは、地すべり防止のための土木資材「グラウンドアンカー」の製造・販売を手掛けており、約50年前に製造を開始して以来、製品番号で製品情報をデータ管理していましたが、ユーザーには書類でのみ提供してきました。しかし、2002年頃から独立行政法人土木研究所が社団法人日本アンカー協会の協力を得て既設アンカーの維持管理を主導するようになると、その管理手法に課題感が出始めました。「施工から5年以上経過したアンカーが主に点検されます。ところが現場で、施工時期やアンカーの種類、長さなどの仕様に関する詳細な情報を把握することができず、自治体や施工会社から、施工済みアンカーの製品情報についての問い合わせが来るようになりました。しかし、製品番号で製品情報を管理していたため、現場のアンカーの製品番号が特定できないと履歴を追いかけられないといったケースが相次ぎました」と説明します。
維持管理を束ねるシステムの共通基盤にintra-mart®を採用
システムの構築にあたり、山口工場で生産管理システムの構築を担当したNECネクサソリューションズに声をかけました。「納入情報の元となるのは生産情報なので、生産管理システムに格納されている情報に紐づける必要があると考えました。また、当社の業務の内部構造を知っているベンダーが適していると考えたため、NECネクサソリューションズに依頼しました」と語ります。
業務負荷・金銭的コスト削減により業務を効率化
正確な維持管理で持続可能な社会の実現へ
サービス開始から約1年で、ICタグを取り付けたアンカーの出荷実績は12,000本を超えました。施工されたアンカーの点検時期は、主に5年先のことになりますが、その日のために、現在はデータを着々とアップロードしている状態だといいます。「システム化と同時に、アンカーの主要部材の成分情報が書かれたミルシートもデジタル化しており、こちらはすでにコスト削減や業務効率化といった成果が出始めています。というのも、以前はミルシートも書類でのみ現場へ提供していました。部数も多かったので、業務負荷と金銭的コストがかさんでいました」と振り返ります。
所在地 | 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー43階 |
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設立 | 1981年12月 |
概要 | 建設用資機材および建築用資材の製造・販売、建設コンサルタント、補修・補強工事など。 |
URL |
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2023年1月現在
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ローコード開発プラットフォームとして「intra-mart」が業務のハブとなり、紙業務のデジタル化を実現
基幹システム更新に合わせてintra-martを導入。文書管理の統合とワークフロー化で生産性向上に貢献
intra-martがOCRとRPAをつなぎ3割近くの業務負荷軽減。FAX注文書の自動取り込みから納期自動回答を実現
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