intra-mart
導入事例太陽化学株式会社 様

変化への対応力向上を目指しDX基盤整備に積極投資発展性や拡張性のあるプラットフォームの導入が急務に
同社は時代の要請に敏感に反応して自社の技術力をマネタイズすることでビジネスを成長させてきました。市場環境の変化はさらに加速していくと見ており、継続的に競争力を高めていくためには、DXに取り組むことが不可欠であるというコンセンサスが形成されているといいます。何よりも、生成AIなどの新しい技術を含めてITの力をフルに活用しなければ、先んじて市場環境の変化に対応することはできません。こうした課題を十分なスピード感で解決していくためにも、DX基盤の整備は急務だと考えていました。
複雑なワークフローに対応できる製品が必須
旧システムとの並行稼働を経て3年で完全移行
Notesの移行先となる製品選定で重視したのは、まず、ワークフローシステムとしての機能でした。Notesで作成してきた申請画面や承認ルートには複雑なものも多いため、これらをしっかりと再構築できる高度なワークフローを備えていることは必須でした。さらに、ワークフロー以外のNotesアプリケーションが担っていた機能を、それほど労力と時間をかけずに開発できるプラットフォームであることも重要でした。また、DXの基盤としての導入を考える以上、基幹システムや既存の各種業務システムとスムーズに連携でき、拡張性が高いプラットフォームであることも検討のポイントでした。将来的に業務部門などのニーズに応じてスピーディーにアプリケーションを開発していくことを考慮すれば、内製中心の開発体制が可能になるローコード/ノーコード開発環境は不可欠です。
ポータル機能の活用で承認漏れを一掃
外部システムとの連携で生産性向上、ミスは減少
NECネクサソリューションズの支援を受け、まずは品質保証や経費申請など、高い信頼性が求められるワークフローを共同で構築しました。そのノウハウを基に、以後は基本的に内製で開発を進め、約3年をかけて申請・承認処理のためのワークフローを75本、それ以外のアプリケーションを65本作成しました。ユーザーである従業員は、ポータル画面からメールを閲覧・作成・送付したり、チームメンバーのスケジュール確認ができたり、ワークフローの承認依頼やToDoリストを確認できたり、さまざまな機能を使えるようになりました。intra-martにログインすれば、業務に必要な情報を網羅的に把握し、必要なアプリケーションにアクセスできます。承認依頼のメールを廃止し、ポータル画面から承認案件の一覧を確認できるようにしたことによって承認漏れを一掃できたのは特に大きい効果です。また、基幹システムをはじめ外部システムとの連携などにより、業務が自動化される範囲が広がり業務効率が向上したほか、人為的なミスが大幅に減少しました。例えば見積りの申請が承認されたら、次にどんなアクションが必要かガイドした上で、起票時には承認済みの見積書情報が自動で反映されるような仕組みができています。また、Notesでは基幹システムとのデータ連携時にかなり加工が必要でしたが、intra-martではチェック後にワンボタンで連携する仕組みも構築できたので、この部分の業務負荷もかなり削減されています。
所在地 | 三重県四日市市山田町800番 |
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設立 | 1948年1月 |
概要 | 食品用の乳化剤や安定剤、鶏卵加工品など食品向け素材に加え、化粧品や化成品の素材も製造・販売する素材メーカー。素材を活用したソリューション提案にも注力している |
URL |
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2024年2月現在
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Notesから「intra-mart」への移行で年間4,000枚の申請書を削減。基幹システムとの連携や人事・組織情報のマスタ整備も実現。
「書類で小さな会議室が1年で埋まる」膨大な紙の書類がゼロに。intra-martを採用し複雑なワークフローを内製でデジタル化。
ローコード開発プラットフォームとして「intra-mart」が業務のハブとなり、紙業務のデジタル化を実現
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