intra-mart
導入事例東レ・メディカル株式会社 様

親会社の脱Notesで約600のアプリケーションを移行することに
与信管理などをパイロットプロジェクトとして抽出
東レ・メディカルは約600程度のNotesアプリケーションを社内で活用していましたが、東レ本体がNotesの利用をやめる方針を打ち出したことに伴い、独力でサーバーの運用管理を検討したところ、人的リソースから見ても現実的ではなかったため、脱Notesを決断しました。業務アプリケーションのうち、ワークフローが絡む複雑なものが1割程度あり、これらの移行が特に大きな課題でした。まずは脱Notesのモデルケースとなり得る業務アプリケーションを社内で抽出。検討の結果、与信管理や債券管理など審査業務のアプリケーション移行をパイロットプロジェクトとして進めることになりました。
製品選定は高度なワークフロー、ローコード開発がキーワードに
透析装置の案件管理システムをintra-martで内製開発した経験が生きた
Notesの移行先としては、「ワークフロー機能が充実していて、ローコード開発による内製での業務アプリ開発が可能な製品」を前提に情報収集と検討を重ねました。ただし製品選定は難航することなくintra-martの導入を決断しました。既に一部業務でintra-martを活用し、そのポテンシャルを評価していたことが大きな要因で、透析装置の案件管理システムをintra-martで内製開発し、活用している実績がありました。案件登録、注文書発行、粗利計算、シミュレーションなど、病院へ透析装置を販売するための営業管理システムの業務には当然、ワークフローが組み込まれていますが、審査業務のワークフローや情報管理に有効なのはもちろん、全社の統一的なワークフロー基盤、情報管理基盤としてintra-martを使い、必要な機能を内製で開発していくイメージができたことが決め手になりました。
申請から承認までのリードタイムを大幅に短縮
人事・組織情報のマスタ整備で情報システム全体の運用を最適化
ワークフローのペーパーレス化で年間4,000枚の申請書を削減、申請から承認までのリードタイムも大幅に短縮されました。決裁者は出先でも承認できるようになり、従来、承認完了まで1週間程度はかかっていたのが、1日か2日で済むようになりました。また、過去の運用ルールを大幅に見直し、人事・組織情報のマスタを整備した上でワークフローを構築したため、申請と承認以外の作業は全て自動化できました。申請者が個別にルートを設定する必要もなくなり、エンドユーザーから監査・審査室への問い合わせなどや、人為的なミスによる差し戻しなどが激減しています。情報システム部の立場では、人事・組織情報のマスタ管理を実現したことで、情報システム全体の運用を最適化できました。intra-martで整備した人事・組織情報を、Office 365のグループ管理などにも活用できるようになりました。
所在地 | 東京都中央区日本橋本町2-4-1 |
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設立 | 1980年1月 |
概要 | 東レの高分子技術を応用した血液透析器や透析関連装置などを主力製品とする医療機器メーカー |
URL |
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2024年10月現在
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