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「働き方改革」を実現するための、4つのポイント(第4回)

セキュアで創造性豊かなオフィスを実現する

2015年9月

システム運用の効率化、クラウドサービス活用におけるセキュリティ

[図] システム運用の効率化

多様なワークスタイルに対応するためには、それを支えるシステムが必要不可欠です。しかし、新たなシステムを独自に構築・運用するには、膨大な費用と時間が必要な上、管理負荷もかかります。クラウドサービスの活用がこのような問題を解決します。多くのメリットを持つクラウドサービスを活用するための取り組み方や、セキュリティ対策についての事例、必要となるソリューションを紹介します。

クラウド化で運用負担を軽減

企業がワークスタイル変革に取り組み、多様な働き方を受け入れることになると、それに伴い新たなシステムを構築する必要もあるでしょう。その時、問題となるのがシステムの導入や運用管理です。そこで担当する情報システム部門の負担を軽減するためにも、多くの企業がオンプレミス(自社管理型のシステム)からクラウド化を進めています。

クラウド化のメリットを整理すると、主に下記のような点が挙げられます。

  • システム運用の省力化
  • ライセンス/ユーザー管理の省力化
  • スパムメール、ウイルスメールなどへの対策
  • 事業継続計画
  • 消費電力量の削減

このように、クラウド化により大きな効果が得られることが期待されています。クラウド化を検討する企業は、まずは、それぞれの状況に合わせてできる部分から進めていくことがおすすめです。またクラウド導入を選ぶ際には、導入から運用まで、サポート体制が整っているかどうかを見極めることも大切です。

[図] クラウド化のメリット

「システム運用の効率化」実践企業の取り組み方とその効果

次に、システム運用の効率化への取り組み例として、NECネクサソリューションズの場合についてご紹介します。

NECネクサソリューションズが解決すべき課題としては、次のようなものがありました。

  • サーバシステムの運用管理に手間がかかっていた
  • メールのデータ容量管理が大変
  • スパムやウイルス対策が非常に煩雑
  • 証跡情報の管理など新たな施策が必要
  • 業務データの安全性確保
  • BYODの導入によるセキュリティの不安

運用管理の手間や、メールに関する課題、証跡管理はクラウド化することで解決が容易でしたが、セキュリティ対策と業務効率化の両立に関しては慎重に取り組む必要がありました。

例えば、複数のクラウド上のアプリケーションを利用する場合、それぞれに異なるIDやパスワードを入力してログインする必要があります。しかし、パスワードを使い回したりすることはセキュリティ上のリスクになりかねません。また、異なるアプリケーションを使うたびにパスワードを入力していたのでは非効率です。そこで、シングルサインオンができる仕組みを合わせて導入することで、セキュリティと効率化の両立に成功しました。

[図] シングルサインオンのメリット

また一方で、社内のユーザーの中には、新たなアプリケーションの操作などがわからずにサポートを必要とする人がいます。そこで情報システム部門では、利用者のPC画面を共有ができる仕組みを採用。ユーザーのPC画面を、遠隔地の情報システム部門が操作することで、内容が伝わりやすいとサポートも好評。

[図] 遠隔地にいながら、PC画面を共有して操作。充実したサポートができる。

クラウドコンピューティングの進化に象徴されるように、今後もますますITは進化し続け、企業にとって活用の幅が広がっていくことでしょう。そして、例えばBYOD(私的端末の業務への活用)のように、企業にとってどのように取り組むか難しい問題もありますが、今では多様な解決策が用意されるようになってきています。新たな技術を上手に活用して、システム運用の効率化に役立ててみてはいかがでしょうか。

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